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MSE試験とは、マイクロ・スラリージェット・エロージョン試験の略で独自技術となる微細粒子と液体を混合し圧縮気体で高速に加速して対象面に衝突させ、微小摩耗の進行度合いの強弱で、分析結果と比較可能な高分解能で材料表面から深さ方向に連続した強さを測る試験法です。

(視聴済み)

有機材料・化学、電子・磁性・金属・無機材料、半導体・電子部品、光学部品・デバイス、自動車・運輸、分析・計測機器、鉄鋼・非鉄金属、医療・医薬品、表面処理加工業

DX、次世代電池、脱炭素・カーボンニュートラル、SDGs

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観察・分析の前処理加工に新たな発想で対応しました。PERETの処理面は四角形のすり鉢状という独特な形をしています。すり鉢状の斜面は自動的に超低角度斜め研磨になり、表面に広い範囲の精密な深さ情報を露出させ、鮮明な観察・分析情報が得られます。

(視聴済み)

有機材料・化学、電子・磁性・金属・無機材料、半導体・電子部品、光学部品・デバイス、分析・計測機器、電気・電子機器・総合電機、鉄鋼・非鉄金属、表面処理加工業

次世代電池、脱炭素・カーボンニュートラル、SDGs

SURTECH 出展者プレゼンテーション

会場	：	SURTECH セミナー会場（南4ホール）

MSE試験：材料表面から深さ方向にミクロン・ナノの高分解能な強さ分布を計測 表面改質や劣化などの強さ変化の特定、密着・接着界面の強さ分布の解析などを紹介

株式会社パルメソ
代表取締役

松原 亨氏

【講演者プロフィール】

長岡高専卒業後（株）アイチコーポレーション勤務を経て（株）マコーを設立、現在起業2件目の（株）パルメソにて代表取締役、微粒子加工分野で40年、ウエットブラスト技術及びMSE試験の普及に活躍現在に至る。福井大学にて工学博士、日本機械学会、日本トライボロジー学会、塗装技術協会などに所属。

【講演概要】

強さ評価において、これまでの力の尺度に変えて、微小粒子投射エロージョン尺度のMSE試験法を開発しました。通常ミクロン分解能でより高分解能では10ナノ程度で材料表面から深さ方向に連続した強さ分布を計測できます。表面改質や劣化で発生する結合強度の変化や接着や密着界面それ自体の強さを計測可視化できます。最近のモノづくりでは薄くて精密がキーワードで、かつ材料はソフトマターなど評価が難しいものになっていますがそのようなところの評価にマッチしています。また、材料開発デジタル化を目指したMI（マテリアルズインフォマティクス）の強さ基礎データとしても最適かと思われます。講演ではMSE試験の原理に加えていくつかの試験事例に基づいた評価などを紹介します。