| 会場 | : | メインシアター (西アトリウム) |
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1992年東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻博士課程修了。博士(工学)。東京大学、東京都立大学、大阪大学を経て、2014年1月より東京大学教授。役所関係では、経済産業省産業構造審議会資源循環経済小委員会委員長。家電リサイクル法、環境配慮契約法などに関与
専門分野:設計学、次世代生産システム、製品ライフサイクル設計、保全工学
主な著書:サーキュラーエコノミー〜循環経済がビジネスを変える(勁草書房)
近年、サーキュラー・エコノミーの考え方が急速に広がりつつある。これは、単純なリサイクルだけでなく、ものづくりや使い方、ビジネスのやり方の変革を促し、持続可能な社会の実現を追求するものである。本講演では、サーキュラーエコノミー(CE)とは何か、国内外のCEに関する動向、鍵となるコンセプト(ライフサイクル設計、ビジネスエコシステムと循環プロバイダー、デジタルの活用など)、CEが示唆する今後のものづくりの方向性などについて議論する。
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1992年名古屋工業大学工学部材料工学科卒業 メニコン入社、企業内研究所で素材開発に従事、放射光分析をきっかけに素材設計への量子ビーム活用を開始。2013年名古屋工業大学大学院博士後期修了・博士(工学)。2016年広報部へ異動し学術広報の立上げ。2020年名古屋工業大学産学協働研究講座設立 特任准教授併任、2024年東北大学共創研究所設立 特任教授併任、メニコン共創戦略部(産学連携とサスティナブル活動の推進部門)部長
メニコンは、2024年10月よりレンズケースの回収「1Caseプロジェクト」を開始、レンズの製造・流通工程で使用するPP材を自動車材料へ活用する「Contact to Car」に挑む。ただし、異なるPP材が混在する回収ケース・製品端材が混入する製造資材という再生における技術的課題、異物混入と戦う回収品質という社会的課題に、研究による課題解決を目指す。また、レンズ・再生材の研究において活用するNanoTerasuにおける解析も紹介する。
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2013年に産業技術総合研究所で環境・エネルギー分野の研究を開始し、バイオマスを活用した機能性化学品開発に従事。2018年から1年間、経済産業省で政策立案を担当。2021年に三菱ケミカルへ入社し、研究開発と官庁経験を活かし、サーキュラーエコノミーやカーボンニュートラル関連事業を支援している。
三菱ケミカルグループは、プラスチック廃棄物問題に対する具体的なソリューションとして各種ケミカルリサイクルを推進しています。サーキュラーエコノミーの実現に向けて、三菱ケミカルグループが取り組む使用済みプラスチックのケミカルリサイクル(油化)技術、そのメリットや社会実装に向けた課題と、サプライチェーン上の企業と協業した新たな資源循環の可能性について解説します。
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近年のサーキュラーエコノミーを指向した社会的要請により、消費財に使用されるポリマーのリサイクルは重要な課題となっており、規制物質の検査や不良解析などにおける分析技術の重要性がますます高まっています。ポリエチレンテレフタレート(PET)は、ボトルや衣料用繊維など、既に多くの製品に日常的にリサイクルされているポリマーです。PETリサイクルの循環が拡大しリサイクル品の価値が高まるに伴い、リサイクル繊維を使用した衣料品の正しいラベル表示を確認するための適切な分析法の必要性が高まっています。いままでに学術レベルでのリサイクルPETとバージンPETの識別に関する報告はいくつかありましたが、その実用性は未だ明確ではありませんでした。本講演では、MALDI-TOF MSと統計解析を用いてリサイクルPET繊維を判別した例を紹介します。