| 会場 | : | イノベーションステージ (西4ホール) |
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3R-Compositeは、自動車破砕残渣(ASR)、再生樹脂、リサイクル炭素繊維(rCF)の三要素を組み合わせた循環型複合材料の新コンセプトである。ASRを中子として再生樹脂で包み、必要最小限のrCFを加えることで剛性・強度を確保しつつリサイクル率を上げる。各素材の特性を相互補完的に活用し、臭気抑制や局所応力低減、さらに制振・遮音のポテンシャルを備える点が特徴である。加えて、複合材料設計に連続体損傷力学のコンセプトを導入し、構造設計技術の体系化を進めている。名古屋大学ナショナルコンポジットセンターが長年研究開発してきたLFT-D工法はrCFを活用しやすい成形技術であり、その発展形としてintegrate-LFT-Dにも取り組み、3R-Composite部品への応用を目指している。さらに残渣利用の観点からは多くの材料への対応可能な技術コンセプトでもある。