13:30~14:15 原子分解能・高速電子顕微鏡法による表面構造解析
東京大学総合研究機構 石川 亮 氏
14:15~15:00 外部刺激応答型蓄熱材料・ラムダ型五酸化三チタンにおける粒子サイズと蓄熱特性
筑波大学大学院 数理物質科学研究群 所 裕子 氏
15:00~15:15 休憩
15:15~16:00 水溶液中での金属酸化物ナノ構造薄膜コーティング
産業技術総合研究所 極限機能材料研究部門 増田 佳丈 氏会場 | : | 表面技術協会 部会講演(東3主催者事務室) |
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収差補正技術の革新により,原子分解能での構造解析は一般的な手法となったものの,時間分解能には課題が多くの残されている.本研究では,新規開発を行った高速走査システムを用い,触媒表面における原子ダイナミクスについて講演する.
会場 | : | 表面技術協会 部会講演(東3主催者事務室) |
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筑波大学数理物質系教授。2004年東京大学工学系研究科博士後期課程修了、博士(工学)。JSPS特別研究員(~2007)、JSTさきがけ研究員(~2010)、東京大学理学系研究科特任助教(~2013)、筑波大学数理物質系准教授(~2018)を経て、現在に至る。日本物理学会若手奨励賞、日本化学会進歩賞、丸文研究奨励賞、ドイツ・イノベーション・アワード、野口遵賞、米沢富美子賞などを受賞。専門分野は物理化学、固体物性。
ラムダ型五酸化三チタン(λ-Ti3O5)は、圧力を印加すると熱を放出し、加熱により熱を蓄える、圧力応答型の蓄熱材料である。本研究では、λ-Ti3O5を簡易な方法で大量に合成できる手法を紹介する。さらに、λ-Ti3O5の粒子サイズと、熱放出に必要な圧力値および蓄熱量との関係性を評価したので紹介する。
会場 | : | 表面技術協会 部会講演(東3主催者事務室) |
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各種基材(PETフィルム、銅箔、セラミックス基板、透明導電性基板等)表面への、金属酸化物ナノ構造薄膜(酸化スズ、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ニッケル等)の液相コーティングを実現した。ガスセンサ、ニオイセンサ、光触媒、反射防止膜、親水性・疎水性制御等への応用についても紹介したい。