会場 | : | シーズ&ニーズセミナーB(東4ホール) |
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産総研中国センターでは、プラスチックやゴム等の有機材料やセルロース材料等のバイオ材料をターゲットとし、これらの材料を原料から試作品まで一貫して製造、評価できる有機・バイオ材料拠点を活用した企業連携を進めています。同時に、全国から技術人材が集う「学びの拠点」としても機能しています。また、中国地域での産学官連携のハブとして、各県等の公設試、大学等との連携も推進しています。本セミナーでは、産総研中国センターと公設試を含めた地域との連携の取組みの他、中国地域4県の取組みを紹介します。
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岡山県工業技術センターでは、県内企業の技術課題の解決を目指して、支援に取り組んでいます。本講演では、地域の循環経済を支える技術支援の事例として、廃プラやかき殻を活用した製品開発について紹介します。
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鳥取県産業技術センターでは、「SDGs・カーボンニュートラルに向けた取組」を方針の中心として様々な技術支援や研究開発を行っています。本講演では、樹脂(プラスチック)分野における研究事例として、スラリー状の天然由来ナノファイバーと樹脂の複合化技術について紹介します。
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天然由来の新素材として注目されるナノセルロースは、主に木質が原料に用いられますが、セルロースを含む多くの植物からも製造できることを確認しています。そこで、アップサイクルが求められている農業副産物に着目し、ナノセルロース化することで新たな価値を見出す研究に取り組んでいます。農業副産物には木質には無い特徴的な成分が含まれているため、その機能を活かすことでナノセルロースの特徴付けが可能です。本セミナーでは、柑橘果皮を原料とするナノセルロースを事例に農業副産物由来のナノセルロースについて紹介します。
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弊所は鳥取県産業技術センターとの共同研究により、液体食品のカプセル化技術を開発し、このカプセル化技術を用いて、地産食材の高付加価値化の取り組みを進めています。この技術は、醤油などの液体食品を箸でつまめる粒状にするというもので、見た目が楽しいだけでなく、味の調整や調味料の取りすぎ防止にも効果があると言われています。鳥取県で生産されるピンク色の醤油をカプセル化した例をはじめ、この共同研究から派生した、海外へのカプセル化食品展開の事例についても紹介します。
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脱炭素社会の実現に向けた取り組みが進む中、環境・エネルギー分野への関心が高まっています。山口県産業技術センターでは、県内企業と連携し、この分野向けの機能材料を開発しています。本発表では、紫外線吸収材料、近赤外線遮蔽材料、二酸化炭素吸収材料、高熱伝導材料、硬質皮膜材料、および水素製造用触媒に関連する材料を紹介します。
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島根県内企業であるエステック株式会社の有する「マイルドプラズマ®️」は、フッ素樹脂のような難接合性基板の「接着剤レス」「平滑」接合をはじめとして、めっき、印刷、真空成膜など「表面」に関わる多様な分野に応用が可能です。またマイルドプラズマ処理の効果安定性や持続性は、一般的な「プラズマ処理」のイメージを変えるものであり、表面制御の可能性を拡張できる可能性があります。本講演ではマイルドプラズマ技術について、具体的な応用事例、処理効果の安定性などを紹介します。