会場 | : | Aqua Stage(東2ホール) |
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2006年,東京工業大学大学院理工学研究科原子核工学博士課程修了。核融合科学研究所,総合研究大学院大学,東京工業大学原子炉工学研究所,東京工業大学科学技術創成研究院先導原子力研究所,同科学技術創成研究院ゼロカーボンエネルギー研究所を経て現職。核融合に関して,文部科学省の学術調査官や科学技術・学術審議会専門委員も務める。液体金属を用いた海水淡水化技術により,マリンテックグランプリ2022最優秀賞を受賞。
液体金属という物質を知ってますか?金属光沢がとても綺麗な流体です。この液体金属という流体は、金属の”熱の伝える”という特徴と流体の”流れる”という特徴を併せ持つため、核融合などの次世代エネルギー分野の冷媒として期待をされています。一方で、液体金属には周りの金属を溶かすという、なんとも厄介な特徴もあり、これが容器などを傷める原因となるため解決すべき工学的な課題とされています。・・・ただ、これらの特性はいずれも非常に良いもので、様々な分野で利用できるのではないかと思い、異分野融合研究を積極的に展開してきました。たどり着いたのが、今回お話しする海水淡水化技術への応用です。地球は水の惑星と呼ばれていますが、世界で20億人(世界の人口の役1/4)もの人が今も水不足に苦しんでいます。海水資源も手に入るかもしれません。日本発の液体金属を利用した海水淡水化技術で世界の人々の課題解決に取り組んでいます。
会場 | : | Aqua Stage(東2ホール) |
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伊藤忠商事入社後繊維カンパニーにてブランドビジネス、宇宙・情報・マルチメディアカンパニーにてIT関連企業のM&Aに従事。その後アクセンチュアにて経営コンサルティングに従事。International
University of MonacoにてMBA取得
2012年に当社を設立。スマートウォーターグリッド社会の実現を目指す。代表取締役社長(現任)
海水淡水化といえば巨大なプラントが主流の世界で、小型機器が作り出す市場を実例と共に案内。