会場 | : | ステージ C(東1ホール) |
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テクアノーツの前身・ノダックに潜水士として入社後、工事、営業、管理部門に従事。その過程で、米国の会社との合弁事業で日本へ初めて導入された水草除去船を使った水域環境保全事業に関わり、全国各地で異常繁茂した水草が引き起こす諸問題の解決にあたる。その後、自社独自に設計、製作した水草除去船を主にODAを通じて海外へ輸出、合わせて海外事業展開を推進中。
テクアノーツは水をベースに様々な事業を展開しており、そのひとつとして特殊水草除去船による水域環境保全事業を推し進める国内唯一の水草除去船メーカーです。異常繁茂した水草は、水質悪化、生態系破壊、船舶航行障害、発電障害、取水障害、景観の悪化等、様々な問題を引き起こしています。近年、地球温暖化による災害級の異常繁茂や外来種の侵入による様々な問題が多くの水関連施設管理者の大きな問題となっています。
本講演では、従来の人力による除去ではなく、機械除去による在来種の再生や特定外来種の完全除去などの事例を踏まえ、水域環境コントロールの在り方について報告させて頂きます。