会場 | : | イノベーションステージ (東5ホール) |
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入社以来、45年間プラスチック再生材の製造販売に従事。再生材の社会的ニーズの高まりの中、その普及のためリサイクラーに対するSPC認証に力を入れると共にSusPlaを通してプラスチック再生業の健全な発展を目指し活動を推進している。(現、石塚化学産業(株)代表取締役会長、SusPla理事長、関東プラスチックリサイクル協同組合理事長)
カーボンニュートラル実現に有効な手段として、「資源効率」 の改善(デカップリング) による新たなビジネスモデルの創出を目指すサーキュラーエコノミー(資源循環型経済) への対応が世界的に注目されている。近年、プラスチックの資源循環においては、欧州規制等を受けて、再生プラスチックへの需要が高まりつつある一方で、企業は品質確保、安定供給、トレーサビリティの透明化など、数多くの課題に直面している。課題の解決には、企業の大小を問わず、需要側、供給側、そして関連するステークホルダーがバリューチェーン全体を通して連携することが重要である。本講演では、再生プラスチック市場の拡大を目指すイニシアチブでありマルチステークホルダーが集うSustainable Plastics Initiative(SusPla:サスプラ)と再生プラスチックをめぐる近況について紹介する。