会場 | : | シーズ&ニーズセミナーB(東4ホール) |
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【講演タイトル】
日本ディスパージョンセンターにおける合同実験の意義と活動報告
【講演タイトル】
ビーズミル粉砕によるエレクロニクス用スラリーの調製とin situ評価
【講演概要】
チタン酸バリウム粉体をビーズミルにより湿式粉砕する際の条件設定指針について説明し、こうして得たスラリーを希釈することなく評価した結果から粉砕条件の最適化について解説する。
【講演タイトル】
リチウムイオン二次電池正極材料における分散剤がスラリー物性に与える影響
【講演概要】
リチウムイオン二次電池の正極材の中でも難分散材料であるカーボンブラックなどの導電材に着目し、当社ではスラリー分散処方の検討や希釈せずに分散性を評価できる手法の検証を行っている。
本講演で薄膜旋回型高速ミキサーを用いて分散剤添加の正極スラリーを作製し、様々な手法で分散性評価を行った事例を紹介する。
【講演タイトル】
自転・公転攪拌装置による電極用スラリーの調製とin situ評価
【講演概要】
自転・公転攪拌装置により湿式混合する際の条件設定指針について説明し、こうして得た電極スラリーを希釈することなく評価した結果から脱泡効果等も含めて条件の最適化について解説する。
【講演タイトル】
レオ・インピーダンス測定による電極スラリーの流動性と分散性の同時評価
【講演概要】
レオロジー測定による流動特性とインピーダンス測定による粒子の分散特性を同時に測定することにより、電極スラリーを希釈することなく原液の状態で静止時から流動時の分散状態の変化を評価することができる。
本セミナーではレオ・インピーダンス測定の概要と測定事例を紹介する。
【講演タイトル】
セラミックスビーズを用いた粉砕・分散:ビーズ材質が被処理粉体へ与える影響
【講演概要】
ビーズミルを用いて微粒子、ナノ粒子を湿式粉砕する際に用いられるセラミックスビーズの材質を変えることで被処理粉体の状態が変わります。本講演では、その影響や材質の選び方も含めて解説する。
二次電池電極用スラリーやエレクトロニクス用ペーストのような系は微粒子やナノ粒子から構成され、粒子濃度が極めて高いことから濃厚分散系と呼ばれます。
日本ディスパージョンセンターではこのような実用濃厚分散系の調製プロセスの設計・最適化・評価方法に対して、課題を抱えておられる技術者の方の解決につながる情報や解を提供できることを目指す組織です。
本セミナーでは、共通サンプルを用いて各装置や評価手法で分散処理や評価を行いその結果を報告します。
コンデンサー材料であるBaTiO3スラリー、Li二次電池スラリーでの脱泡・均質化、レオロジ―および電気化学特性評価、ビーズミル粉砕でのビーズの影響と言った最近関心の高い材料系で、いずれも処理後のサンプルを希釈せずにそのままの濃度で評価していますので、今後オンライン・インライン評価への適用も可能です。
分散工程でお困りの方、ご興味ある方のご参加をお待ち致しております。