【重要】特別シンポジウムの9:30開始セッションに聴講登録いただいている方のみ、
9:00より東4ホール入口からご入場いただけます。(展示会場は 10:00 開場)
なお、既に満席のため、立見も想定しております。あらかじめご了承ください。
詳細:https://www.nanotechexpo.jp/pdf/symposium_open_nanotech2024.pdf
会場 | : | メインシアター (東4ホール) |
---|
電池をすべて固体で構成する全固体電池の開発が進んでいる。次世代蓄電デバイスとして最も期待されるこの電池の研究・技術開発の道程を振り返ると共に、今後の展開と、電池が固体になった場合に期待される新たなサイエンスなど、固体電池にまつわる話題を提供する。特に、車載用電池の実用化をめざした電池製造プロセス開発が進むにつれ、固体電解質に要求される性能も明らかになってきた。その開発の現況も概観する。
会場 | : | メインシアター (東4ホール) |
---|
2002年三井金属鉱業株式会社入社 総合研究所に配属、単結晶、光学材料の研究開発に従事
2013年電池材料事業部にてLiB向け正極材料開発
2016年総合研究所にて固体電解質、全固体電池に関する研究開発に従事
2021年事業創造本部SE事業推進ユニット副ユニット長
2022年事業創造本部SE事業推進ユニット事業戦略室長
現在に至る
我々はアルジロダイト型硫化物固体電解質に着目して開発を行ってきた。アルジロダイト型硫化物固体電解質は、高イオン伝導性や電気化学的な安定性、高成形性など多くの優れた性能を有し、次世代全固体電池の主要電解質として注目されている。我々は本固体電解質を「A-SOLiD®」と命名し、全固体電池の市場形成、普及に向けた事業推進活動を行っている。
本講演ではアルジロダイト型硫化物固体電解質について解説し、全固体電池の市場動向及び今後の展開について紹介する。
会場 | : | メインシアター (東4ホール) |
---|
1996年4月日立マクセル株式会社(現マクセル株式会社)に入社。開発研究所に所属し蛍光体や電池材料の研究開発に従事。2011年エナジー事業本部に転属し高エネルギー密度リチウムイオン電池の設計開発に従事。SiO負極を用いた角形リチウムイオン電池など高性能リチウムイオン電池を製品化。2016年より全固体電池を含む新電池開発を担当、2021年新事業統括本部へ担当業務とともに異動し現在に至る。
アルジロダイト型固体電解質はイオン伝導性だけでなく、成形性や熱的安定性についても優れた特性を示すため、幅広い分野への適用が期待されている。本講演では、アルジロダイト型固体電解質を用いた全固体電池の特徴と電池特性および今後の展開について紹介する。