会場 | : | シーズ&ニーズセミナーC(東5ホール) |
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我が国のマテリアル革新力強化戦略に基づいて、産総研中国センターにマテリアル・プロセスイノベーション(MPI)プラットフォームの有機・バイオ材料拠点が設置されました。この拠点では、材料・プロセス診断技術をベースに、樹脂・ゴム等の有機材料やセルロース等のバイオ材料に関するモノづくりの最適化のための研究開発と川上から川下までの多様な企業と共に実証実験を行っています。本講演では、本拠点における概要およびコンセプトと、サーキュラーエコノミーの実現手段として注目されている材料のバイオマス化と樹脂リサイクルにおける材料の使いこなしへの展開をご紹介します。
会場 | : | シーズ&ニーズセミナーC(東5ホール) |
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産総研中国センターにおけるMPI事業の中で、混練機などのプロセス装置群やTEMなどの観察・評価装置群とデータ駆動型研究手法を融合することで、経験や勘に頼りがちだった成型加工プロセスにデータ科学的解析を取り入れ、製造プロセスの迅速最適化や性能向上を実現するプロセスインフォマティクス(PI)技術の開発を行っています。本講演では、インライン近赤外分析などのPI基盤技術の開発状況や、ナノセルロース等複合材料への適用事例について紹介します。
会場 | : | シーズ&ニーズセミナーC(東5ホール) |
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プラスチックのマテリアルリサイクルにおいて、回収品がどのような性質を有するのか、樹脂特性や残存する添加物の特性といった原料特性を材料診断できちんと把握し、その上でリサイクル材に適した材料・プロセスを設計することは、「再生材の適材適所での利用推進」を図る上で肝要であり、結果として経済的なリサイクルの実現につながります。本講演では、産総研での実際の取り組み事例も交えながら、材料診断技術のあり方を紹介します。