• 海洋ロボットと基幹技術

    ステージB(東8ホール)
    2024年2月1日(木)
    【開催時間】14:00-17:00
    満席 無料 事前登録

    2024年2月1日(木) 14:00-14:45
    満席
    会場 : ステージB(東8ホール)
    我が国の海洋政策-自律型無人探査機(AUV)の社会実装に向けた戦略を中心として-

    川口 悦生<small style="font-size:16px;">氏</small>
    内閣府
    総合海洋政策推進事務局
    参事官(研究開発・人材育成担当)

    川口 悦生氏

    【講演者プロフィール】

    1995年科学技術庁(現文部科学省)入庁。文部科学省核燃料サイクル室長、計算科学技術推進室長、東北大学特任教授、原子力損害賠償・廃炉等支援機構国際グループ長、内閣府宇宙開発戦略推進事務局参事官などを経て、2022年より現職。研究開発・人材育成担当の参事官として、AUVをはじめとする海洋科学技術の振興等に携わる。


    【講演概要】

    人による遠隔操縦を必要とせず、自ら状況を判断して全自動で水中を航行するロボットである自律型無人探査機(AUV:Autonomous Underwater Vehicle)について、洋上風力発電をはじめとする海洋インフラの設置・保守管理、海洋資源開発、海洋観測・調査、海洋安全保障、海洋環境保全、防災・減災等、海洋に係る各種活動に導入することを目指し、政府は令和5年12月に「AUVの社会実装に向けた戦略(AUV戦略)」を策定した。本講演では、我が国の海洋政策(第4期海洋基本計画、海洋開発重点戦略)をはじめ、AUV戦略策定の背景とその概要の説明を行う。

    2024年2月1日(木) 14:45-15:30
    満席 無料 事前登録
    会場 : ステージB(東8ホール)
    基調講演 2 SIPにおける海洋ロボット開発-成果と将来展望-

    藤原 敏文<small style="font-size:16px;">氏</small>
    国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所
    研究統括監

    藤原 敏文氏

    【講演者プロフィール】

    1994年運輸省船舶技術研究所運動性能部研究官、2003年英国サウサンプトン大学工学部船舶科学科上級客員研究員、2011年海上技術安全研究所海洋開発系海洋システム研究グループ長、2018年同所海洋先端技術系長、2021年海上・港湾・航空技術研究所研究監、2023年より現職。SIP第3期「海洋安全保障プラットフォームの構築」海洋ロボティクス調査技術開発テーマリーダー。船舶・海洋構造物の風・波等外乱下での運動特性に関する研究、安全性評価研究に従事。SIP第1期からAUV研究開発に関わる。


    【講演概要】

    SIP第1期「次世代海洋資源調査技術(海洋資源調査技術の開発)」でのAUV複数機運用から第3期「海洋安全保障プラットフォームの構築(海洋ロボティクス調査技術開発)」で実施する海洋環境広域モニタリングシステム開発までのAUV(自律型無人潜水機)やASV(自律型無人洋上中継機)の開発、実証事業状況について概説するとともに、第2期で導入した水深6000m級AUVの運用状況についても紹介する。

    2024年2月1日(木) 15:30-16:00
    満席
    会場 : ステージB(東8ホール)
    海洋ロボットと音響技術

    浅田 昭<small style="font-size:16px;">氏</small>
    国立大学法人東京大学
    名誉教授

    浅田 昭氏

    【講演概要】

    R2D4、うらしま、等のAUV・ASVに装備した、合成開口インターフェロメトリ・ソーナー、サブボトム・ソーナー、SSBL測位、SBL測位、DVL測位、光ファイバージャイロ、モーションセンサ、マルチビーム測深、等の実用化に必要なノイズ除去、補正技術、動揺補正技術の実例と成果技術を紹介する。
    ROV-LEOPARDを使って、900mの海底から湧出するメタンガスプルームの湧出量を計測する最新の技術開発を紹介する。母船からEM122wcd(12kHzのマルチビーム水中反射音圧計測システム)を使ってピンポイントで湧出地点を捉える、次にROVに装備したEM2040wcd(300kHz)とMS-FLS、三次元音響ビデオカメラVoyager3000を使って、詳細な場所とメタンガスの浮上速度、湧出量を計測、解析する開発した技術を紹介する。様々なノイズ除去技術、空間FFT解析とメタンプルームの特定数値解析技術開発、計量魚探WBATも含めたソーナーの複合計測解析による時空間的な湧出量の変動を捉えた。

    2024年2月1日(木) 16:00-16:30
    満席 無料 事前登録
    会場 : ステージB(東8ホール)
    AUV向け慣性航法装置技術(仮題)

    森元 誠一<small style="font-size:16px;">氏</small>
    日本航空電子工業株式会社
    エクゼクテイブエキスパート

    森元 誠一氏

    【講演者プロフィール】

    日本航空電子工業株式会社 エグゼクティブエキスパート
    1985年4月同社に入社。海中の他、船舶、航空機、陸上車両向け慣性装置の製品開発に従事


    【講演概要】

    海中は電波が届かないため、GNSSが使用できない、電波通信ができない等、地球上において特殊な場所であります。
    このような環境において、慣性航法装置は海中における自己の姿勢、方位、位置を知る唯一の手段とされています。
    講演では慣性航法装置の基本原理と共にうらしま、しんかい等で実施している精度向上技術を紹介いたします。

    2024年2月1日(木) 16:30-17:00
    満席 無料 事前登録
    会場 : ステージB(東8ホール)
    水中を見える化する水中光無線技術 ~ 水中フュージョンセンサ,水中光ワイヤレス通信技術 ~

    鈴木 謙一<small style="font-size:16px;">氏</small>
    株式会社トリマテイス
    技術デザインGr
    取締役

    鈴木 謙一氏

    【講演者プロフィール】

    株式会社トリマティス,取締役,技術デザイングループ統括
    1990年4月よりNTT研究所において超高速光伝送方式や光アクセスシステムの研究開発に従事.また2006年よりIEEE802.3WG,1904WGにおいて10G-EPONの標準化活動に従事後,2019年4月株式会社トリマティス入社.現在水中LiDARや水中光無線通信技術の研究開発に従事.2022年6月より現職.IEEE,電子情報通信学会各会員.博士(情報科学).


    【講演概要】

    日本を取り巻く広大な海洋およびその資源の有効活用,老朽化する水中インフラや新たな水中インフラの効率的な点検のため,水中へのICT/IoT技術の積極的な導入が期待されている.弊社では地上並みの高速ネットワークを水中に実現し水中データの可視化を行うため水中光無線技術の検討を行っている.本講演では,水中の測距データおよびそれらを用いた3Dデータを取得する水中フュージョンセンサおよび水中LiDARの開発に向けた取り組み,および取得したデータを転送するための水中光ワイヤレス通信技術について紹介する.

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