会場 | : | コンバーテックステージ(東6ホール) |
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1992年に豊田合成㈱に入社し、自動車内外装部品に向けた新しい加飾技術の企画、開発、量産立ち上げ業務に25年間従事。2017年から2年間のNISSHA㈱を経て、2020年よりD Plus F Labを設立し、プラスチック加飾技術の情報発信や加飾の試作/開発/量産化の支援を行っている。平行して、加飾技術研究会の理事として加飾業界の交流、発展を推進する活動も実施している。
加飾技術は物の価値(商品力)を高めるために表面を装飾する技術のことで,目的に合わせて様々な工法が開発され,多く分野に適用されている。近年は単なる見栄え目的だけでなく,機能との融合、環境対応、少量多品種対応、等のニーズが高まってきており,これに合わせて加飾技術の進化(高付加価値化)開発が進んでいる。今回講演では、最新の加飾技術の解説、および今後の動向について展望する。
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サスティナブル素材を活用した3Dプリンティングの新潮流
大手通信機器メーカーで試作現場や、3D CAD/CAM ソフトウェア開発会社での開発責任者を経験。その後、3D技術関連のいくつかのスタートアップを創業。2017年に現在の事業であるExtraBoldを設立。リサイクル材が利用可能な大型3Dプリンターの開発などを進め、3Dプリンティング技術を通じてマテリアルリサイクル社会の実現に向けた活動を行っている。
私たちは「Green Creative™」の理念のもと、環境に優しい素材を用いた3Dプリンティングによる革新的なテクスチャーデザインの探求を紹介します。自社開発のペレット式大型3Dプリンター「EXF-12」を用いて、リサイクルプラスチック等のサスティナブル素材から多様な作品を創出。2023年サローネ・サテリテで最優秀賞を受賞したHONOKAの作品制作支援や、海洋プラスチック廃棄物を活用した実験的プロダクトを制作しています。加えて、協働ロボットと切削加工などを組み合わせた新システム「REX-BUTLER」の開発により、「Green Creative™」の普及を加速。3Dプリンティング特有の積層痕を独特のデザイン要素として活かし、新しいテクスチャーデザインを実現。この講演では、これらのイノベーションと取り組みを通じて、新たなデザインの可能性の展開についてお話します。
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欧州におけるスマート(HMI関連)、ウェルビーイング(照明・温度関連)、サステナブル(バイオプラスチック・樹脂質感)起点による自動車内外装中心レポート
2015年から始まったスマート・ウェルビーイング・サステナブル社会時代における自動車内外装の動向をCES2024やIAA2023(ミュンヘン)、NeoCon2023(シカゴ:オフィス家具)などの現地プレス取材やWEB情報を基に内外装の質感デザインを中心にレポート報告をします。
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⽶国Pasadena city college、多摩美術⼤学卒業後、国内及び外資メーカーにてプロダクトデザイン
及びCMF デザインの業務に従事。家電、鉄道、空間、先⾏開発まで幅広い分野を横断的に担当。近
年ではサステナブル素材を中⼼に、CMF デザインを起点にしたプロダクトデザインの開発にも携わる。
Good Design Award、iF Design Award 等、受賞歴有。
CMFデザインという言葉が一般的なデザイン用語として活用され始め、その重要性は年々高まっている傾向にあります。プロダクトデザインのプロセスの一つであるCMFデザインという分野がなぜここまで注目されるようになったのか、CMFデザインの歴史、グローバル企業の取り組みなども踏まえながら、その重要性をご紹介します。
また、近年のCMFデザインの事例として、どのようなデザインが注目されているのか、キーワードとともにトレンドをご紹介します。
CMFデザインの本質を知ることで、より深くCMFデザインの重要性、役割、検討に役立てていただければ幸いです。
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車体は塗る時代から、貼る時代へ
2002年同社入社、2005年より紫外線硬化樹脂および高機能フィルム全般の開発に従事。
自動車、電子材料、建材、半導体など幅広い分野での新商品開発に携わり、
2023年10月モビリティ素材開発室を立ち上げ、伸びるハードコート樹脂技術を核に、自動車内外装の塗装代替に注力。
一般社団法人加飾技術研究会 理事
高延伸UV樹脂技術をコアに、自動車内外装の塗装スペックに対応した伸びるハードコートフィルムを開発。
CO2削減効果とともに塗装では出来ないデザインを実現し、長期間美しさを保ちます。
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1995年 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒、同年(株)GKダイナミックス入社
以来モビリティのCMFGデザイン業務に従事、1999年〜2004年までGK Design Europeに駐在、欧州モデルを担当。帰任後、欧米・ASEAN・BRICS等グローバルにCMFGデザインを担当してきました。
2015年から車イステニスプレイヤー眞田卓選手とのデザインPJを立ち上げ。
※CMFG(カラー、マテリアル、フィニシュ、グラフィックの略)
プロダクトにおけるCMFG(カラー、マテリアル、フィニシュ、グラフィックの略)はお客様へのファーストコンタクトとなる重要なデザイン要素です。人と道具の関係を追求してきたデザイナー視点から、製品と人を繋ぐCMFGの価値や効果をマスプロダクト視点、パーソナルプロダクト視点から概説します。
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カーボンニュートラル社会実現のために
世界規模でのカーボンニュートラルへのシフトを背景に、自動車業界は今大変革期を迎えています。その中で
塗装工場におけるカーボンニュートラル実現に向けて、塗装プロセスの技術開発が必要です。
その取り組みのひとつとして、ウェット塗装からドライ加飾への生産技術革新を推進するための
一つとしてOMD(Out Mold Decoration)開発についてご紹介します。