熊本の表面処理会社で、めっきを主にやっております。
半導体・半導体製造装置、自動車、エレクトロニクス、パワー半導体、食品産業、などさまざまな産業分野の製品や製造装置の処理を手がけています。
お客様と一緒に製品開発・評価を行いますので、いろいろなニーズをお聞かせ下さい。
さまざまな分析・評価機器も取り揃えています。
医療機器向けの開発も行っております。
精密電鋳
精度良く精密な部品を加工する技術です。フォトリソグラフィーで作った型の開口部分にめっきを埋め込んで、反転した形状の部品を作ります。弊社の精密電鋳は、高硬度、高アスペクト比、高速成膜、低応力という特徴があります。10μmほどの微細なパターンも、200μm以上の厚膜も製作可能です。
医療機器向けの開発も行ってます。
医療用フィルタ
僅かな血液からでも効率よく選択的にCTCs(血中循環腫瘍細胞)を捕捉するフィルタを産学医工連携プロジェクト"i-SCan"で開発しました。
今までに類を見ない特殊形状のフィルタを開発しており、1mL中に10億個ほど存在する血液細胞の中からわずか数個しか存在しないがん患者特有のCTCsを効率的に捕捉します。
これを利用する装置では、診断だけでなく化学療法などによる治療効果の判定を、手軽に可能にします。
ニポリン処理
PTFEの粒子を含んだ無電解ニッケル複合めっきです。金属ながらPTFEの性能を併せ持つ、非常に硬く、滑りが良く、撥水性のある皮膜となります。
これらの特徴を利用して、離型性の良い金型や水切れの良い部品、摺動部品の摩耗防止などとして、使用いただいてます。
カラーチタン
チタン素材にさまざまな色を付けます。
材料自体の発色によるもので、染料や顔料を使わない人体への影響が少ないカラーリング技術です。
ウェルマイト処理
温度変化に強い陽極酸化処理です。
ほとんどのアルミ部品は陽極酸化処理がされており、この酸化皮膜のおかげで硬く、腐食しにくくなりますが、温度変化で割れやすくなります。
ウェルマイト処理は、従来の性能を維持しながら、温度変化に対しても強い陽極酸化皮膜となります。特に高温使用時の割れを防ぎ、これによりパーティクルの発生や耐食性の低下を抑える効果があります。
インバーめっき
インバー合金めっきです。インバーはFe-36%Ni合金めっきで、非常に線膨張係数の小さい合金です。当社では、精密電鋳で製作しますので、非常にパターン精度が良く、要望の厚さに製作できます。
オーデント処理
剥離帯電を抑える処理になります。
液晶や有機ELなどのFPD製造工程において、ガラス基板やフィルムがステージへの張りついてしまい、剥がれずに割れてしまうことがあります。
基板サイズが大きくなれば顕著に表れ、大きな問題となっています。
オーデント処理は、このようなステージに施すことで、基板の張りつきを防ぎ、基板が破損することを防ぎます。
銀めっき
独立パターンにもめっき可能な銀めっきです。
無電解めっきでCu回路上に均一なめっきを施します。
パワーモジュール向けのめっきです。
低反射黒色処理
無電解ニッケルめっきの粗化処理により、表面に凹凸を形成します。この凹凸形状で光を乱反射させ、低反射率を実現します。
・可視光領域(360nm~830nm)での全反射率は約0.6%です。
・対応基材:Al
下記情報は来場者から出展者への事前アポイント・問合せを目的に公開しています。
それ以外の目的(セールス等)で無断に使用・転載する事を固く禁じます。
オジックテクノロジーズ