シーズ&ニーズセミナーA(東1ホール)

2023年2月1日(水)

特別シンポジウム 「MEMS・半導体次世代テクノロジーフォーラム」

【主催】一般財団法人マイクロマシンセンター/株式会社JTBコミュニケーションデザイン
満席

本シンポジウムでは、MEMS、センサの実用化・応用先として期待される次世代テクノロジー(半導体、5G、IoT、DX、ロボット、AIなど)にフォーカス。次世代MEMS・半導体市場、最先端のMEMS・半導体技術が社会および産業に貢献するビジョンや方向性について、政策動向や最新情報を発信します。
 
半導体・デジタル産業戦略の現状と今後
10:30-11:00 事前登録
会場: シーズ&ニーズセミナーA(東1ホール)
金指 壽

経済産業省

商務情報政策局 情報産業課

課長

金指 壽


場を見るセンシングシステム
11:00-11:30 事前登録
会場: シーズ&ニーズセミナーA(東1ホール)
一木 正聡

国立研究開発法人 産業技術総合研究所

センシングシステム研究センター

副研究センター長

一木 正聡

【講演者プロフィール】

現在はIoTシステム化技術、MEMS製造技術・実装技術、強誘電体応用技術の研究に従事。早大理工院・同大助手、機技研 研究員、東大工 准教授等を経て、2021年より現職。この間、Imperial College London校にて在外研究、JSTさきがけ「ナノシステムと機能創発」研究員、産総研イノベーションスクール事務局長、研究職人事担当の総括企画主幹を歴任。


【講演概要】

センシング技術により、人間活用あるいは生活環境の場から有意義情報の抽出・解析を通じた価値創出が求められている。とくに、デジタル化を通じた場の見える化により、新たな経済社会価値を産み出し、IoT・超スマート社会の実現が推進される。幣所での直近の成果をセンサ・MEMS技術による半導体・デジタル産業への寄与の観点から紹介する。

セラミックエレクトレットの創成と静電ハーベスターへの展開
11:30-12:00 事前登録
会場: シーズ&ニーズセミナーA(東1ホール)
田中 優実

東京理科大学

工学部 工業化学科

准教授

田中 優実


【講演概要】

ワイヤレスセンサー用の自立電源として、エレクトレット式振動発電機の実用化が期待されている。本講演では、セラミックスを基材とするエレクトレットの開発とそのデバイス実装に向けた取組みについて紹介する。

サーマルダイオード赤外線センサMelDIRと熱画像処理技術による活用
12:00-12:30 事前登録
会場: シーズ&ニーズセミナーA(東1ホール)
三輪 祥太郎

三菱電機株式会社 先端技術総合研究所

センサ情報処理システム技術部

主席研究員

三輪 祥太郎


【講演概要】

低価格かつ高感度という特長を持つ独自のSOI(Silicon On Insulator)構造のサーマルダイオード方式を用いた高性能赤外線センサMelDIRと熱画像処理技術を用いたその活用例について講演する。MelDIRは、従来のサーモパイル型比で、素子数は80倍、感度は2.5倍を実現した高感度センサである。今回、本センサを活用した熱画像処理技術として、低コストマイコン向け人体検知技術から高機能マイコン向けの深層学習を用いた人体検知技術について述べるとともに、従来のエアコンでは実現不可能であったユーザ環境下で気流到達範囲を把握し制御する気流制御技術について述べる。