エネルギーステージA(東4ホール)

2023年2月1日(水)

鳥取市における地域マイクログリッドの取り組み

【主催】一般財団法人省エネルギーセンター/株式会社JTBコミュニケーションデザイン
【開催時間】13:00-14:40 事前登録 無料 満席

 
鳥取市が進める地域エネルギー政策
13:00-13:25
会場: エネルギーステージA(東4ホール)
保木本 淳

鳥取市

経済観光部経済・雇用戦略課 主査

保木本 淳


ダイヤモンドエレクトリックの脱炭素と地域エネルギー戦略
13:25-13:50
会場: エネルギーステージA(東4ホール)
田近 雄彦

ダイヤモンドエレクトリックホールディングス株式会社

ダイヤゼブラ電機株式会社

CMO(Chief Marketing Officer)室

室長補佐

田近 雄彦

【講演者プロフィール】

電機メーカーにおいて技術開発、商品企画、事業戦略に携わり、パワコンを中心とするソーラー事業を事業部長として立ち上げ後、グループ会社役員としてEPC事業にも携わる。ダイヤゼブラ電機においては再生エネルギーによるVPP事業、地域エネルギー戦略を通じて脱炭素の実現に向けた活動をしている。


【講演概要】

脱炭素の実現には、再生可能エネルギーへの転換だけでなく、地域のエネルギー活用と経済連携が重要となり、地域マイクログリッドは災害レジリエンス強化と併せて非常に有効なインフラとなる。鳥取市で検討を進める地域マイクログリッドは、大規模住宅団地、工業団地、大学・教育施設、公共施設や商業施設などが広域に存在する国内最大規模クラスのマイクログリッドとなる。更に、都市部に広がる既存配電網を活用し、多種多様な電力需要家に対応することなど、今後好事例となり得る取り組みを行っている。地球環境保護に取り組むダイヤモンドエレクトリックホールディングスが、ものづくり企業の枠を超えて取り組む地域マイクログリッドにより実現する脱炭素と地域経済の活性化、災害レジリエンス強化を紹介する。

脱炭素と地方都市ガス事業者の挑戦
13:50-14:15
会場: エネルギーステージA(東4ホール)
竹中 淳

鳥取ガス株式会社

ビジネス推進グループ 取締役 部長

竹中 淳


【講演概要】

国内の都市ガス業界では、脱炭素社会に向けた「カーボンニュートラルチャレンジ2050」のアクションプランを策定しそれを推進する機関として委員会も立ち上げるなどの取り組みを加速しています。鳥取ガスは1918年創業当初から化石燃料であるガスを中心とした事業展開をしてきましたが、脱炭素が前提となる今後の地域社会に貢献していくためには何が必要なのか。
人口減少社会を迎え、少子高齢化の問題が進んでいる状況で、首都圏と地方の格差が益々大きく開いている地方都市ガス事業者の抱える課題と挑戦、そして鳥取市のマイクログリッドに参画した意義を2015年に立ち上げた地域新電力会社の取り組みとともに紹介する。

BIPROGYの持続可能な地域社会づくりへの挑み
14:15-14:40
会場: エネルギーステージA(東4ホール)
中川 将司

BIPROGY株式会社

社会公共サービス第一事業部 ビジネス企画部 事業開発室

室長

中川 将司


【講演概要】

世界では欧米を中心にカーボンニュートラルが重要政策に掲げられ、炭素税の導入や電気自動車の推進など、国をあげて脱炭素化に向けた動きが加速している中、ICTサービス事業者であるBIPROGY株式会社が、2050年ゼロカーボンシティの実現に向けて様々な取り組みが進められている鳥取市の地域マイクログリッド事業(導入プラン作成)に、なぜ共同申請者として参画したのか、その中でカーボンニュートラル実現に向け、ICTサービス事業者としてどのような役割で活動し持続可能な地域社会づくりに貢献したいと考えているのか、取り組む現状を紹介する。