会議棟(6階607/608会議室)
2023年2月2日(木)
2050年目標達成を支援する最新の脱炭素ソリューション
【主催】一般財団法人省エネルギーセンター/株式会社JTBコミュニケーションデザイン
【開催時間】13:30-16:50
事前登録
無料
満席
東京ガスグループのCO2ネット・ゼロに向けた取り組み ~需要側と供給側の取り組みを総動員します~
13:30-14:00

東京ガス株式会社
カスタマー&ビジネスソリューションカンパニー 法人営業本部 法人戦略部長
川村 俊雄氏
【講演者プロフィール】
1994年東京ガス株式会社入社、2013年エネルギー生産部生産企画グループマネージャー、2016年総合企画部バリューチェーン総括グループマネージャー、2018年原料部原料調達第一グループマネージャー、2020年原料部最適化戦略グループマネージャー、2021年エネルギー企画部長、2022年より現職。
【講演概要】
東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」にて「CO2ネット・ゼロへの移行をリード」していくこと、「ガス体と再エネの両輪で責任あるトランジションをリード」していくことを宣言しました。CO2ネット・ゼロは一朝一夕に実現できるものではなく、足元から実行可能な取組を最大限実施して確実にトランジションを進めるとともに、最終的なCO2ネット・ゼロ到達に必要な技術を開発→検証→社会実装していくプロセスを、継続的に実行していくことが必要です。本日は、当社グループが考える、CO2ネット・ゼロに向けた具体的な取り組みについて、大きく需要側と供給側の2つに切り分け、ご説明させて頂きます。
■講演資料を公開しております。下記URLよりぜひご覧ください。
https://www.low-cf.jp/east/files/ENEX_Tokyo_Gas.pdf
ゼロカーボン社会実現に向けた関西電力の取組み
14:00-14:30

関西電力株式会社
ソリューション本部 開発部門
開発部長
児玉 智氏
【講演者プロフィール】
1995年4月、関西電力株式会社に入社。
電力系統制御の事業企画・設備開発を中心に、系統運用、系統計画、配電計画、託送制度対応、海外電力技術コンサルなど送配電分野を幅広く従事。
2020年4月、地域エネルギー本部担当部長としてエネルギー周辺領域の新規事業企画を担当。
2021年7月より現職。エネルギーデマンドサイドおよびゼロカーボンを中心とした新規事業企画、新規サービス開発、これらに資する技術戦略・設備開発に従事。
【講演概要】
関西電力グループは、「ゼロカーボンビジョン2050」の実現に至る道筋として、「ゼロカーボンロードマップ」を策定し、社会全体のゼロカーボンに挑戦しています。
本講演では、皆さまと取り組む省エネ・電化・創エネ・オフセットといったデマンドサイドの取組みに加え、VPPによる分散電源の運用、再エネ主力電源化、水素の調達・販売といったサプライサイドの取組みを幅広に紹介します。
サプライチェーンにおける未来のCO2排出量を可視化し、レジリエンス向上 「グローバルSCMシミュレーションサービス」
~2050年カーボンニュートラル実現に向けた企業のサプライチェーン強化~
14:40-15:10

株式会社日立ソリューションズ
産業イノベーション事業部 エンジニアリングチェーン本部 第3部
部長
小沢 康弘氏
【講演者プロフィール】
これまで多くの製造業のお客さまに対してBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)やサプライチェーンマネジメントシステムなど、高度な知識と強力なリーダシップにてプロジェクトを成功に導く。この豊富な経験で得たノウハウを武器に、これからの製造業に求められるカーボンニュートラル対策や企業のレジリエンス強化など、日々の提案活動やソリューション企画・開発、セミナー講演など精力的に活動中。
【講演概要】
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、企業はその道筋を早期に定めることが求められている。
カーボンニュートラルの実現のためには、時にコスト増加が必要であり、また、昨今の原材料・エネルギーの不足、高騰を踏まえた利益確保とGHG排出量削減のバランスを取ることが必要となる。
「グローバルSCMシミュレーションサービス」を用いることにより、数理解析技術に基づく利益、GHG排出量削減の最適化を実現し、企業のサプライチェーン戦略立案をどのように支援することができるかを紹介する。
サステナビリティを目指すダイキンのチャレンジ
15:10-15:40

ダイキン工業株式会社
CSR・地球環境センター
室長
藤本 悟氏
【講演者プロフィール】
1977年 大阪大学の大学院卒業後、ダイキン入社。研究部門にて主に新型圧縮機の開発、リニアモーターカー用の極低温冷凍機の開発などを担当。その後、技術企画を踏まえ、2000年つくば環境研究所の所長、
2007年から現在のCSR・地球環境センターの室長として、環境経営や省エネ製品、温暖化の小さい冷媒R32の普及推進、ヒートポンプの推進などを担当。
【講演概要】
空調冷凍は気候変動に大きくかかわる産業である。気候変動は進むと熱中症対策や睡眠障害対策が必要となる。同時に商業やオフィスでの生産性維持も必要となり、ますます重大な社会インフラになる。拡大する需要な中でどのように脱炭素に挑戦しサステナブル経営を維持するか議論する。2018年に環境ビジョン2050を策定し、2021年に戦略的経営計画FUSION25を発表したので、その紹介を行う。
NEC のカーボンニュートラルソリューション
15:50-16:20

日本電気株式会社
都市インフラソリューション事業部門 第一事業開発統括部 GXサービス事業開発グループ サービスデザイナー
駒形 文子氏
【講演概要】
2020年10月に日本政府による「2050年カーボンニュートラル」が宣言されましたが、企業として具体的にどのような取り組みを進めていけばよいのか悩まれているお客様も多いのではないでしょうか。2050年のカーボンニュートラル実現に向け、NECはデジタルテクノロジーを生かした脱炭素ソリューションの提供を通じてお客様の脱炭素対策を支援します。本講演では脱炭素ソリューションの中から、再生可能エネルギーの導入促進に貢献するリソースアグリゲーション事業、および企業のCO2削減に繋げるカーボンマネジメント事業に関わるソリューションをご紹介します。
先進事例から学ぶ!製品別CFP可視化によるサステナビリティ経営の実現
16:20-16:50
株式会社NTTデータ
法人コンサルティング&マーケティング事業本部 法人コンサルティング&マーケティング事業部 ビジネスレジリエンス統括部
課長
山崎 研二氏
【講演者プロフィール】
NTTデータに入社後、グローバル会計・経営管理領域を専門とし、システムの導入・定着化まで踏み込んだDX改革支援・チェンジマネジメントを多数経験。
近年は製品別GHG排出量可視化や構想策定中心としたサステナビリティ経営管理に関する複数プロジェクトをリードしている。
【講演概要】
昨今、カーボンニュートラルに向けた戦略立案に留まらず、欧州のGHG関連の規制強化、取引先からのカーボンフットプリント(CFP)開示圧力の高まりなど、各企業サステナビリティ経営戦略に向けた対応を迫られているが、その中でもカギを握るのが「製品別CFPの可視化」である。
急速にニーズの高まっている本領域において、NTTデータは製品別CFPシステムの導入等を通じて、いち早くサステナビリティ経営戦略立案に資するデジタル化を推進してきた。
今回は、具体的な事例を交えながら、サステナビリティ経営の実現に向け各企業に求められる実践的な対応方針をご紹介する。