マテリアルステージ(東2ホール)

2023年2月1日(水)

サーキュラーエコノミーとサステナブル材料

【開催時間】10:20-13:15

 
【基調講演】企業連携会社アールプラスジャパンによる使用済みプラ循環社会の構築
10:20-11:00 事前登録 満席
会場: マテリアルステージ(東2ホール)
横井 恒彦

アールプラスジャパン

代表取締役社長

横井 恒彦

【講演者プロフィール】

1984年サントリー株式会社入社。ビール工場建設など設備設計エンジニア業務に従事。2010年より上海での飲料製造会社社長を経て、2016年よりサントリーホールディングス㈱の包材部門長として包装資材の開発・調達を担当。
包材開発業務の一環として2020年にアールプラスジャパン社を設立、現在に至る。


【講演概要】

プラスチックに関わる全てのヴァリューチェーン企業が結集することで、社会課題である使用済みプラスチックの効率的回収、選別、再商品化につなげることを目的として設立した株式会社アールプラスジャパンの活動概要についてご紹介します。その中で再商品化の要である、米国アネロテック社の高効率なケミカルリサイクル技術を紹介します。

プラスチック素材のトレーサビリティを可能にする資源循環プラットフォームの市場開発状況について
11:15-11:45 事前登録 満席
会場: マテリアルステージ(東2ホール)
浜野 竜二

三井化学

DX推進本部 DX企画管理部 

主席部員

浜野 竜二

【講演者プロフィール】

1991年三井石油化学工業(株)(現:三井化学(株))入社、
2021年10月よりプラスチック資源循環プラットフォーム(名称:RePLAYER™ ブロックチェーン プラットフォーム)の市場開発に参画。


【講演概要】

廃プラ問題が顕在化する中、これまで以上に資源循環型経済の実現が求められていますが、リサイクル材料の使用においては、含有物質の明確化などトレーサビリティ(追跡可能性)の担保が課題となっています。
日本アイ・ビー・エム株式会社様の協力を得、当社、三井化学はプラスチック素材のトレーサビリティを可能にする資源循環プラットフォームを構築しました。会場では市場開発の状況をご紹介いたします。

ライオンのプラスチック資源循環の考え方と取組事例
12:00-12:30 事前登録 満席
会場: マテリアルステージ(東2ホール)
中川 敦仁

ライオン

サステナビリティ推進部

副主席部員

中川 敦仁


バイオプラスチックに関する国際標準化活動への取組みの経緯と今後の課題
12:45-13:15 事前登録 満席
会場: マテリアルステージ(東2ホール)
諏訪 頼正

日本バイオプラスチック協会

国際標準化(ISO)アドバイザー

諏訪 頼正

【講演者プロフィール】

ISO/TC61(Plastics)/SC14(Environmental Aspects) 、TC308(Chain of Custody) Expert/Project leader、明治大学高分子科学研究所/国際標準化センター 客員研究員、(一社)発明推進協会WIPO GREEN/アジア太平洋工業所有権センター 主任研究員。薬学博士、MBA。
化学企業の医薬部門で長く創薬研究に携わった後、コーポレート技術戦略/知財戦略室に異動。以降、退職後も環境技術、国際標準化、および知的財産権に関わる活動を展開、現在に至る。


【講演概要】

気候温暖化に対するカーボンニュートラルを担う「バイオマスプラスチック」、およびプラスチックゴミ問題解決に貢献する「生分解性プラスチック」を推進するうえで、それら技術の国際標準化が重要な鍵となります。今回は、ISO/TC61(Plastics)/SC14(Environmental Aspects)全体のこれまでの活動と、WG2(Biodegradability)における、海洋生分解性プラスチック評価に関する日本からの新規規格提案、さらにWG3(Biobased plastics)におけるバイオマスプラスチックの環境価値表明に関する新規規格審議の課題、等について紹介します。