Well-being(ウェルビーイング)とものづくり〜ウェルビーイングという切り口からこれからのものづくりを考える〜
2023年2月3日(金) 14:30-16:30 事前登録
ロフトワーク
MTRL
MTRL事業責任者
小原 和也氏
【講演者プロフィール】
2015年ロフトワークに入社。素材/材料の新たな価値更新を目指したプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在はプロデューサーとして、素材/材料基軸の企業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社、2015)がある。あだ名は弁慶。
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
上席特別研究員
渡邊 淳司氏
【講演者プロフィール】
触覚コミュニケーションやウェルビーイングに関する研究を人間情報科学の視点から行なう。また、人と人との共感や信頼を醸成し、ウェルビーイングな社会を実現する方法論について探究している。著書に『情報を生み出す触覚の知性』『表現する認知科学』、共著に『情報環世界』、『見えないスポーツ図鑑』、『わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために』がある。
ファブラボ品川
ディレクター
ICTリハビリテーション研究会
代表理事
林 園子氏
【講演者プロフィール】
作業療法士免許取得後、総合病院に勤務。その後、介護領域のリハビリテーションに従事し、2018年一般社団法人ICTリハビリテーション研究会を設立、代表理事に就任。同4月ファブラボ品川ディレクターに就任。2021年4月より慶應義塾大学政策・メディア研究科後期博士課程に在学。3Dプリンタなどのデジタル工作機械を介護やリハビリテーションの現場で活用するためのワークショップを展開している。
ロフトワーク
MTRL
クリエイティブディレクター
柳原 一也氏
【講演者プロフィール】
大阪府出身。2018年ロフトワークに入社し、翌年からMTRLに所属。大阪の編集プロダクションで情報誌や大学案内などの制作を行った後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科へ入学。身体性メディアプロジェクトに所属し、修士課程修了後リサーチャーとしてHaptic Design Projectの運営に携わる。プライベートでは大学院時代の友人と「GADARA」名義で自然物とテクノロジーの調和をテーマに制作活動を行っている。
【講演概要】
本セッションでは、クリエイティブカンパニー株式会社ロフトワークが運営する、素材産業にクリエイティブの領域から価値創出を支援するチーム「MTRL(マテリアル)」が今年開催したアワードを事例に、ものづくりとウェルビーイングの関係性を探求します。
Material Driven Innovation Award 2022は、革新的な素材や製品、技術を扱うメーカーを対象とした、素材の新たな意味を探るデザインアワードです。本年度は「暮らしをWell-Beingにするマテリアル」をテーマに実施し、国内外から150を超える作品が集まりました。
トークセッションでは、本アワードの審査員や受賞者をお招きしアワードの取組み事例から、近年着目される概念であるウェルビーイングとものづくりの関係性について考えます。
また、出展社のみなさまも巻き込んだピッチセッションも実施し、これからの未来に求められる素材の可能性を探求します。