「特定波長吸収剤(紫外線・赤外線吸収剤など)」選び方のポイント ~光を味方につけて製品価値を高める~
2023年2月3日(金) 11:15-11:45 事前登録
会場: コンバーテックステージ(東3ホール)

富士フイルム和光純薬
藤江 賀彦氏
【講演概要】
太陽光や蛍光灯の光には、280nm-400nmの波長の「紫外線」が含まれます。紫外線により、プラスチックをはじめとしたあらゆる有機材料は光劣化(光老化)を受けます。紫外線吸収剤は、こうした紫外線のエネルギーを吸収し、熱などに変換することでプラスチック製品の光劣化を抑制します。また、プラスチックとともに配合される他の機能性材料や、容器の内容物の光劣化を抑制するために用いられることもあります。有機系の紫外線吸収剤はさまざまな化学構造を有するものが販売されており、吸収波長や、樹脂・溶媒との相溶性など、素材や用途に応じて適切な添加剤を選ぶことが大切です。
今回、紫外線吸収剤をはじめとする光吸収材料選定のコツと、弊社の光吸収材料やお客様のニーズに合わせた材料選定サービス についてご紹介させて頂きます。