クラレの高機能素材をご紹介!
本展示会では、幅広い用途で高いバリア性能を発揮している〈クラリスタ〉CW、〈エバール〉フィルムと、異なる反応性の二重結合をもつユニークな機能性もモノマー(IPEMA)、および酸素を有機物単独で吸収できる液状酸素吸収剤(DPNG)の4つの高機能化学品をご紹介します。
実際の製品も展示致しますので、是非クラレブースへお立ち寄りください。
〈クラリスタ〉CW
〈クラリスタ〉は、クラレが独自に開発した透明ハイバリアフィルムです。
特殊なウェットコーティング技術により、優れたバリア性能を発揮します。
〈クラリスタ〉CWは、水分などに敏感な部材や素子を保護する為に新たに開発されました)。
高い水蒸気バリア性を誇り、高い防湿性や、長期にわたっての信頼性が求められる薄膜系太陽電池のバックシート用途、光学用バリアシート用途等で使用されています。
〈エバール〉フィルム
〈エバール〉フィルムは当社が1972年に世界で初めて開発・事業化した高機能性樹脂を使用した単層フィルムです。プラスチックとしては最高レベルのガスバリア性(汎用ポリエチレンの約10,000倍)を有します。
高いガスバリア性を活かし、薬効成分や香りを守るバリアシーラント用のEF-Eや、単層フィルムに蒸着加工を行い、高いガスバリア性と水蒸気バリア性を有したVM-XLなどのグレードがあります。
IPEMA
反応性の異なる二重結合を2つ持つというユニークな特徴から、反応性希釈剤として用いた際に耐擦り傷性の向上、硬化収縮によるカールの抑制、伸びの向上やUV硬化の酸素阻害を抑制するなどの効果が期待できます。またアクリルポリマー原料として使用することで、ポリマーに反応性基を導入したり、導入した反応性基をリン変性することによる難燃性を付与するなどさまざまな機能を発現することが可能なモノマーです。
DPNG
有機物単独で酸素を吸収するユニークな特徴をもつ液状酸素吸収剤DPNGは、UV硬化時の酸素阻害による物性の低下、樹脂の酸化による劣化・黄変、金属の酸化による導電性の低下や色素などの酸化による退色など、酸素によって引き起こされるさまざまな問題の解決に貢献します。
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