広栄化学はSDGsに含窒素化合物で貢献します
含窒素化合物の広栄化学がその経験を活かして開発したイオン液体(セルロース溶解、帯電防止)、機能性アミン(バイオ由来ポリアミン)、ウレタン熱硬化システム(ブロックイソシアネート低温硬化システム、2液系ロングポットライフ硬化システム)、エポキシ硬化助剤、湿気硬化剤をご紹介します。
セルロース溶解イオン液体: KOELIQ®-SL01
2013年に100℃で20%以上の高濃度でセルロースを溶解できるイオン液体の開発に成功して以来、改良検討を継続してまいりました。その結果、高いセルロース溶解能を保持しつつ、溶解温度を100℃から室温へと大幅に低下できるイオン液体: KOELIQ®-SL01を見出しました。
バイオ由来ポリアミン: KOLFAMINE®-Bシリーズ
各種ポリオールの末端をアミンに変性したバイオマスベースのポリアミンです。エポキシ樹脂の硬化物に、ポリエーテルジアミンは柔軟性を付与し、トリアミンは剛性を付与するなど、所望の機能を付与する硬化剤として使用できます。
ブロックイソシアネート低温硬化システム
当社オリジナルのブロックイソシアネートとブロック解離触媒の組み合わせで、低温硬化(80℃~)を実現します。
新規イソシアネート硬化システム
2液のイソシアネート熱硬化系でロングポットライフを実現する硬化システムです。
エポキシ硬化剤/助剤
アミン硬化剤と組み合わせて使用することで、アミン単独使用よりも硬化性を高めることができるエポキシ硬化助剤です。本品の添加により硬化物性を改善できる可能性もあります。
湿気反応型潜在性硬化剤
湿気(空気中の水分)で保護基が外れアミンが再生する潜在性硬化剤です。イソシアネートなどと組み合わせることで、気泡や臭気の発生しない湿気硬化を実現します。
イオン液体: 帯電防止材、反応型イオン液体
帯電防止を目的とした樹脂添加剤として各種の実績があります。少量添加で効果が得られ樹脂本来の特性を損なわないなどのメリットがあります。また、反応性官能基を導入し、樹脂への組み込みや、表面修飾ができる反応型イオン液体もあります。
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広栄化学
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