プラズマプロセスの実験・開発支援承ります
当社は、世界で初めて大気圧低温プラズマを利用した釣糸製造プロセスを開発し、商品化に成功しました。低温・ダメージフリー・マルチガスの特徴を生かして、従来適用できなかった樹脂・生体・食品などの素材もプラズマ処理可能です。ハンディでコンパクトな大気圧プラズマ装置で実演を行います!
プラズマ受託実験サービス
プラズマ処理実験を受託致します。
濡れ性改善、表面改質、機能性付与など
ご要望に応じた実験が可能です。
接着剤レスで難接着性素材を高速接着
難接着性素材であるシリコーンゴムを大気圧プラズマで表面改質し
シリコーンゴム同士を接着する技術を開発しました。
プラズマ照射した面を貼り合わせるだけで
瞬間的にシリコーンゴム同士を接着することができます。
貼り合わせた後の加熱や加圧は不要。
大気中の常温・常圧下に置いておくだけで
材料破壊するほど強固に接着できました。
接着剤や薬品を一切使用しない
『安全性が高く環境にやさしい』
『脱炭素プロセス』です。
低温プラズマを利用した「繊維製造技術の開発」が 山口県知事賞を受賞
プレスリリース_第13回山口県産業技術振興奨励賞 山口県知事賞受賞_株式会社サンライン.pdf
株式会社サンライン
プラズマライズ事業部
主任
松尾 茉美氏
【講演者プロフィール】
2016年4月入社。開発部で表面観察や化学計測などの分析業務を担当。商品開発においては人の感性の定量化する「感性工学」を担当し、色感質感研究会で研究発表を行った。2020年よりプラズマライズ事業部に所属。プラズマ処理に関する開発・分析を担当しながら、デジタルマーケティングなど営業ツールの開発にも携わっている。趣味は美容で、プラズマを利用した美容プロセスを画策している。
【講演概要】
2010年、釣り糸の国内トップシェアであるサンラインは新たなステージを模索していた。
現代の釣り糸は、対象魚や釣り方によって、ユーザーが要求する特性が多様化している。ニーズに応える為、様々なコーティングや薬品処理等の表面加工を施してきたが、市場はコモディティ化が進み、差別化が困難であった。そこで、表面を自在に改質できるプラズマを利用して、独自のプロセスと商品開発に着手した。
大気圧低温プラズマは真空容器不要のため、既存工程に組み込み易く、減圧プラズマでは困難だった大型・長尺の物体や熱に弱い物質を、連続的にプラズマ処理できる。このような利点を生かして、半導体関連や液晶パネルなどの製造工程に利用されているが、釣り糸のような一般消費財への利用は、コストが折り合わなかった。
なぜ、激安の釣り糸にプラズマ処理をしても儲けが出るのか。弊社が大気圧低温プラズマの工業化・商品化に成功した理由を紹介する。
下記情報は来場者から出展者への事前アポイント・問合せを目的に公開しています。
それ以外の目的(セールス等)で無断に使用・転載する事を固く禁じます。
サンライン
プラズマライズ事業部