TCT Conference ステージ(東3ホール)

2022年01月28日(金)

TCT Japan カンファレンス Day 3 先端研究開発事例

【主催】JTBコミュニケーションデザイン / Rapid News Publications
【開催時間】12:00-14:30 事前登録 無料

企画協力:日本3Dプリンティング産業技術協会

「TCT Japan カンファレンス」では、国内外よりアディティブマニュファクチャリング・3Dプリンティング技術に関する産官学のキーマンより最新の事例・トレンド・市場動向を連日発信いたします。

Day 1:【1/26(水)12:00-15:30】 3Dプリンティング / AM市場 各国の展望と事業化機会
Day 2:【1/27(木)11:30-13:00】 アプリケーション / 応用事例
Day 3:【1/28(金)12:00-14:30】 先端研究開発事例
 
マイクロ・ナノ3Dプリンティングの最新動向: 新技術・新材料による革新的な3Dプリント製品の創出
12:00-12:30
会場: TCT Conference ステージ(東3ホール)

丸尾 昭二

横浜国立大学大学院

丸尾 昭二


【講演概要】

近年、レーザー光を用いてマイクロスケールの3D構造体を高精度に作製できるマイクロ・ナノ3Dプリント技術が急速に進歩し、医療、フォトニクス、エレクトロニクス、MEMSなど幅広い分野へ応用されている。本発表では、マイクロ3Dプリントの最新技術と新材料について紹介する。新技術の例としては、デジタルライトプロセッシング(DLP)による高速造形技術や複数材料を用いたマルチマテリアル造形新技術などが開発されている。新材料としては、ガラスやセラミックスのナノ微粒子を混合したコンポジット材料や、光や熱などに応答する4Dプリンティング用の刺激応答性材料、3Dエレクトロニクス応用可能な金属材料などが開発されている。発表では、これらの新材料を活用した医療やフォトニクス、MEMSなどへの応用例も紹介する。

プラズマAM粉末処理の技術動向
12:30-13:00
会場: TCT Conference ステージ(東3ホール)

板垣 宏知

産業技術総合研究所

製造技術研究部門 積層加工システム研究グループ

主任研究員

板垣 宏知


今さら聞けない3Dプリンター
13:00-13:40
会場: TCT Conference ステージ(東3ホール)

山口 清

日本3Dプリンティング産業技術協会

山口 清


【講演概要】

樹脂3Dプリンターの基本的な技術の解説を行います。特に樹脂造形に一般的に用いられる4つの方式(MEX/PBF/MJT/VPP)に関して詳細に説明します。
さらに3Dプリンターの各方式と使用できる材料の関係に関して解説します。
なぜ簡易なFDM(MEX)ではPLAはうまく造形できるのにABSだと失敗するのか?
SLS(PBF)はなぜナイロンしか造形できないのか?
同じUV樹脂を使うのにSLA(VPP)とMJTで材料特性がなぜか?
など普段3Dプリンターを使っていて感じるこれらの疑問にお答えします。

海外3Dプリンティング最新動向
13:40-14:30
会場: TCT Conference ステージ(東3ホール)

大庭 秀章

日本3Dプリンティング産業技術協会

大庭 秀章

【講演者プロフィール】

大手電子・精密機器メーカーにて光ディスクの開発・技術企画・国際標準化活動などを経て、2016年より一般社団法人日本3Dプリンティング産業技術協会にて、海外技術動向調査、セミナー企画・運営などに従事


【講演概要】

3Dプリンティング技術の活用は欧米が先行しており、主要な装置メーカーやユーザーも多くが海外企業である。2021年後半から2年ぶりに海外での3Dプリンティング関連の展示会が再開され、新技術、新製品の発表が続いている。直近の欧米での展示会を現地調査し、最新技術、活用事例などを報告する。