メインシアター (東2ホール)

2022年01月26日(水)

【特別シンポジウム】
カーボンニュートラルに寄与するナノテクノロジー

【主催】nano tech実行委員会
【開催時間】10:30-11:30 事前登録

 
2050年カーボンニュートラルに向けたグリーン成長戦略
なし
10:30-11:00 事前登録
会場: メインシアター (東2ホール)

山地 憲治

公益財団法人 地球環境産業技術研究機構

理事長・研究所長

山地 憲治

【講演者プロフィール】

1977年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士。同年、電力中央研究所入所。その後、米国電力研究所客員研究員、電力中央研究所・エネルギー研究室長等を経て、1994年東京大学教授、2010年東京大学名誉教授、地球環境産業技術研究機構 理事・研究所長 (現在は理事長)。専門分野はエネルギーシステム工学。エネルギー・資源学会会長、日本エネルギー学会会長、日本学術会議会員等を歴任。政府の各種審議会委員を務める。


【講演概要】

2050年カーボンニュートラル実現を目指した取組みが加速し、我が国は2030年に13年度比で温室効果ガス46%削減という野心的目標を表明している。本講演では、カーボンニュートラル実現に必要な各種技術とグリーン成長戦略などの政策動向を整理する。中心になるのはクリーンで効率的な利用ができる2次エネルギー媒体であり、現状では電気、将来的には水素が活躍する。電気と水素は技術イノベーションによって低炭素化・脱炭素化が可能である。ただし、自然変動する電源が大規模に導入されると見込まれるので、蓄電技術の役割が重要になり、電力ネットワークにも柔軟性や強靭性が求められる。また、超スマ-ト社が進展すれば、情報によるエネルギーと物質の代替によってエネルギー需要が大幅に低減し、電化とデジタル化による革命的エネルギー節約が実現する可能性がある。これらに大気からCO2を回収する技術を組み合わせれば脱炭素実現の構図が描ける。

エネルギー技術と社会の進歩
エネルギーが時代を変革する
11:00-11:30 事前登録
会場: メインシアター (東2ホール)

金田 武司

ユニバーサルエネルギー研究所

代表取締役社長

金田 武司

【講演者プロフィール】

1962年東京生まれ。
最終学歴: 1990年 東京工業大学 大学院エネルギー科学専攻 博士課程終了(工学博士)同年三菱総合研究所入社。エネルギー技術研究部 次世代エネルギー事業推進室長 などを経て2004年株式会社ユニバーサルエネルギー研究所設立 代表取締役社長就任。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)技術委員、八戸市地域再生政策顧問、八戸大使、東京工業大学大学院非常勤講師、世界エネルギー会議委員など歴任


【講演概要】

日本の歴史を改めてエネルギーの観点から紐解いてみたい。日本の国状に応じたエネルギー開発が有り、日本独自の技術開発が行われてきた。これからのエネルギー開発について日本の特殊な事情を背景として考察してみたい。