シーズ&ニーズセミナーA(東3ホール)
2022年01月26日(水)
特別シンポジウム「MEMS次世代テクノロジーフォーラム」
【主催】一般財団法人マイクロマシンセンター/株式会社JTBコミュニケーションデザイン
【開催時間】10:30-12:30
事前登録
無料
現実・仮想空間を融合させる次世代無線通信技術の動向と課題
10:30-11:00 事前登録 満席
東京工業大学
工学院 電気電子系
教授
岡田 健一氏
【講演概要】
社会の豊かさや価値向上に向けたDX推進のため、第5世代移動体通信システム(5G)をはじめとする次世代無線通信技術の重要性が増している。本講演では、そのような次世代無線通信技術の最新動向を概説する。
MEMS技術とデバイスで進歩する社会
11:00-11:30 事前登録 満席
株式会社村田製作所
技術・事業開発本部 デバイスセンター
新規薄膜技術開発部部長
吉田 和広氏
【講演概要】
MEMS技術を用いたセンサーが、生活の中で活かされ、空気のようにその恩恵を受けている。また、データプロセッシングの高速化要求も、とどまることを知らない。本講演では、複数の事例をあげ、進歩する社会を支える取り組みを紹介する。
活かせるデータを取得するためのセンサーと高性能化におけるMEMS技術の活躍
11:30-12:00 事前登録 満席
国立研究開発法人産業技術総合研究所
センシングシステム研究センター
副研究センター長
山下 健一氏
【講演者プロフィール】
産業技術総合研究所のセンシングシステム研究センターの副研究センター長であり、勤務地は九州センター(佐賀県鳥栖市)。研究者としての専門は化学工学。製造業でのAI技術の導入による生産性向上への取り組み経験が多く、特に、経済的な意味での生産性だけでなく、働く人のしあわせとの両立などの視点を反映させている。農業分野での取り組みもあり、国のプロジェクトの代表者などの経験もある。
【講演概要】
センサーの高性能化と言えば、情報を取得する感度や精度に注目が偏りがちですが、センシングシステムとして活用し続けるためには、例えば、設置のしやすさや保守管理も含めて検討する必要があります。また、一言にAIと言っても、アウトカムの方向性によって活用する細部のAI技術は多様ですし、その種類によって準備すべきデータの性質も違ってきます。つまり、センサーの構想、設計、製作、設置、運用、保守、そして最後に撤去または適切処理という、ライフサイクルがあります。それぞれのそれぞれのライフステージで、必要な機能を実現するために活用された技術を、MEMSを軸に考察します。
住友精密グループが提供する ”MEMSソリューション”
12:00-12:30 事前登録 満席
住友精密工業株式会社
MEMSソリューション室
室長
宮島 博志氏
【講演概要】
住友精密グループでは、これまでMEMS市場においてジャイロや慣性センサをはじめとするMEMSデバイスとその応用製品、高性能MEMS用材料(以上住友精密工業)、MEMSファンドリサービス(シリコンセンシングシステムズ)、MEMS製造装置(SPPテクノロジーズ)、などをお客様に提供することで、社会に貢献してきた。
これからのポスト5G・デジタル社会、脱炭素社会の実現にMEMS技術やその応用製品が果たす役割は重要性を増している。この状況に住友精密グループとしていち早く対応し、より良いソリューションをお客様に提供するための対外的な窓口と統合戦略立案・推進を担う組織として、8月1日に「MEMSソリューション室」を設置した。
本講演では、各担当部門・関係会社の保有技術や製品、サービスなどについて紹介するとともに、今後、住友精密グループの力を結集した“MEMSソリューション”提供推進の構想について紹介する。