会議棟(1階102会議室)
2022年01月27日(木)
研究開発プロジェクト成果報告会
【主催】一般財団法人マイクロマシンセンター
【開催時間】10:30-12:00
事前登録
無料
小型高安定で超低消費電力な原子時計の基礎研究
10:30-11:00 事前登録
マイクロマシンセンター
HS-ULPAC研究センター長
池上 健氏
【講演概要】
自動車等の移動体への搭載を想定し、測位衛星搭載の原子時計の性能レベルを小型低消費電力で実現する原子時計(HS-ULPAC:High-Stability Ultra-Low-Power Atomic Clock)を目指して実施している基礎研究について、研究の概要及び最新の研究成果を報告します。
血中成分の非侵襲連続超高感度計測デバイス及び行動変容促進システムの研究開発(BaMBI)の概要
11:00-11:30 事前登録
富山県立大学 / 東京大学
学長 / 名誉教授
下山 勲氏
【講演概要】
NEDO「IoT社会実現のための革新センシング技術開発」の委託事業として、血糖や血中脂質の超微小量を遠・中赤外領域の波長を用い非侵襲で光学的に計測できる機器を開発中であり、その概要を報告します。
学習型スマートセンシングシステムの開発と実証実験成果
11:30-12:00 事前登録
東京都市大学 / 東京大学
教授 / 名誉教授
藤田 博之氏
【講演概要】
本報告会では、環境エネルギーを活用した無線センサとエッジ処理で、学習により生データから有価情報を自動で抽出するシステムを開発し、生産設備の稼働状態をどこまで検知できるか実証実験を行った結果について紹介いたします。また、本システムのキーとなる、環境エネルギーだけで計測・無線送受信と学習型コンセントレータからの無線制御でセンサパラメータ変更可能な手のひらサイズのスマートセンサ端末の開発成果や、電源が取れない工場現場でも、わずかな振動(0.15G程度)で高出力の連続的な発電が可能で、スマートセンサ端末の永久電池として活用できるMEMS振動発電デバイスの開発成果についてご紹介いたします。