5G/6G向け低誘電樹脂架橋剤の紹介

12:50-13:20 事前登録

【講演者プロフィール】

2010年四国化成工業㈱に入社後、製造技術部門にてイソシアヌル酸誘導体の量産化技術の開発業務に従事。
その後、研究開発部門においてグリコールウリル誘導体や、イソシアヌル酸誘導体などの複素環化合物の合成研究業務に従事。

【講演概要】

高速通信技術の発展やカーボンニュートラルの達成に向けて、従来使用されてきた樹脂材料は大きな転機を迎えています。
四国化成では、これまで培ってきた複素環化合物の合成技術を駆使し、市場の要求に応える樹脂架橋剤の開発を行っています。
本講演では、PPE樹脂、ビスマレイミド樹脂に好適な低誘電樹脂架橋剤、樹脂と金属の密着性を向上させる密着性付与剤、
複合材料(CFRP等)の樹脂として適用可能なベンゾオキサジンなどに加え、当社で新たに取り組んでいる
低誘電・難燃性アリル架橋剤について、ご紹介いたします。