マテリアルステージ(東5ホール)
2022年01月27日(木)
【JFlex】SDGsの実現に資するフレキシブルデバイス
【開催時間】10:10-13:20
【基調講演】脱炭素社会の実現に向けた先進エネルギー変換技術とマテリアルズインフォマティクス
10:10-10:50 事前登録
パナソニック
テクノロジー本部 マテリアル応用技術センター
所長
相澤 将徒氏
【講演概要】
世界各国でカーボンニュートラル目標が宣言される中、グリーントランスフォーメーションの動きが活発化している。当社では、使うエネルギーを削減し、それを超えるクリーンエネルギーの創出・活用を進める「パナソニック環境ビジョン2050」の実現にむけ、二次電池や燃料電池などの環境エネルギー事業を展開する一方で、次世代のエネルギー変換技術にも取り組んでいる。本講演では、開発中のデバイスやその性能を非連続に高めるための新材料探索手法としてマテリアルズインフォマティクスの取り組みを紹介する。
進化を続ける車載ディスプレーの市場・技術動向
11:10-11:40 事前登録
産業タイムズ社
電子デバイス産業新聞 編集部
特別編集委員
津村 明宏氏
【講演概要】
電動化の進展に伴い、自動車へのディスプレー搭載数は増え続け、そこに求められるテクノロジーも日進月歩で進化し続けている。本セッションでは液晶、有機EL、マイクロLEDといった最新ディスプレー技術を紹介しながら、車載ディスプレーの市場&技術の今後を展望する
開封情報を検知するアルミ箔による服薬管理の取り組み
12:00-12:30 事前登録
UACJ
R&Dセンター 第三開発部
主幹
渡邉 貴道氏
【講演者プロフィール】
株式会社UACJにて、トライボロジー、熱交換器等のアルミニウムに関わる研究開発に従事。2018年より医薬品包装のDXを推進する新規材料開発をプロジェクトリーダーとして推進
【講演概要】
近年、国内の訪問医療増加や在宅医療利用者数の増大による医療費の増加が問題とされています。また、残薬の増加も医療費の増加に拍車をかけています。処方されている薬を過不足なく服薬してもらうために開封の有無を管理できる開封検知付きアルミ箔を用いた薬の包装材を開発しました。開封検知付きアルミ箔を使用した服薬管理システムは錠剤の処方に使用されます。患者が医薬品を開封した際、回路印刷箔が錠剤の包装材の破断を検知し、スマートフォンなどの通信機器で家族や医師に通知し、遠方でも服薬状況の管理が可能となります。これにより、患者の薬の飲みすぎや飲み残しを防ぎ、患者の健康維持を図ることができます。
メンテナンスフリーIoTデバイスを実現する日本ガイシのリチウムイオン電池「EnerCera®」シリーズ
12:50-13:20 事前登録
日本ガイシ
研究開発本部 次世代技術戦略室 2G
グループマネージャー
田中 立氏
【講演概要】
超小型・薄型リチウムイオン二次電池「EnerCera」を搭載したフレキシブルデバイス及びメテナンスフリーIoTデバイス等を紹介する。太陽光発電などの環境発電技術、ワイヤレス電力伝送技術などの充電・給電技術と組合せることで、電池交換せずに長期間の使用が可能なサステナブル社会に資するデバイスを実現する。