コンバーテックステージ(東5ホール)
2022年01月27日(木)
加飾
【開催時間】10:10-15:50
【基調講演】加飾技術最新動向と今後の展望
10:10-10:50 事前登録
加飾技術研究会
理事
伊藤 達朗氏
【講演者プロフィール】
1992年に豊田合成㈱に入社し、自動車内外装部品に向けた新しい加飾技術の企画、開発、量産立ち上げ業務に25年間従事。2017年から2年間のNISSHA㈱を経て、2020年よりD Plus F Labを設立し、プラスチック成形加工技術、加飾技術の情報発信を開始。また、現在所属する㈱クリモトにて加飾の試作/少量生産の支援を行っている。平行して、加飾技術研究会の理事として加飾業界の交流、発展を推進する活動も実施している。
【講演概要】
プラスチック部品はその表面質感を向上させる目的で、従来から様々な加飾技術が開発、適用されてきた。今後は単なる見栄えだけではなく、各分野の変化、ニーズに対応するため、加飾と機能の融合や環境対応が求められている。今回講演では、各分野の加飾技術の現状を整理し、今後、必要とされる加飾技術について展望する。
CASE時代の自動車インテリアCMFデザイン
11:10-11:40 事前登録
日産自動車
グローバルデザイン本部アドバンスドデザイン部
担当部長
山口 勉氏
メタバース時代のCMF×CMF
−加飾と仮想現実−
12:00-12:30 事前登録
カネバン
取締役社長
金子 弘行氏
【講演者プロフィール】
1997年金子板金塗装を創業。二輪車の板金塗装から始まり、塗装/加飾への知見を深める。2007年加飾技術研究会理事に就任。2014年よりコンテンツ雑貨ビジネスへ参入。2020年に金型成形技術を持つナガヨシを買収。製造における様々なファクターへの挑戦を行いながら、VR等のサイバー領域への参画も視野に入れる新進気鋭の製造ベンチャー経営者。
【講演概要】
プロダクトデザインに欠かせない概念となった「CMF」
昨今話題に上がることが多いメタバースやVRというサイバー領域にもCMFの概念が要求されつつある。
サイバーとフィジカルの両領域での付加価値向上のキーとなる新世代の「CMF」とはどのような概念なのかを市場動向とサイバー領域で生まれた新たなマーケットの解説を交えつつ紹介。
自動車内外装CMF・HMI動向 サステナブル/ウェルビーイング・スマート社会時代における没入型贅沢空間、内装サステナブル加飾、スマートサーフェス化、五感起点の照明や温度の提供の表現へ
12:50-13:20 事前登録
ピクセルエー
山本 義政氏
【講演概要】
1. 社会・消費動向|サステナブル・ウェルビーイング
2. 近年の欧州自動車内装動向トピックス
3. 自動車内装空間|アンビエント空間(没入型=五感アプローチ)
4. シンプルなデジタル表現を求めたスマートサーフェスデザイン(KURZ等例)
5. 五感起点の快適な室内演出(照明、温度等)
自動車軽量化におけるプラスチック及び同コンポジットの最近の傾向とプラスチック部品製作における脱炭素化の検討
プラスチックによる自動車の軽量化vs.温暖化ガス(CO2)の排出
13:40-14:10 事前登録
PPIテクノリサーチ
代表取締役
長岡 猛氏
【講演者プロフィール】
1969年、株式会社神戸製鋼所に入社し、プラスチックプロセス及び同装置の開発・設計を担当.
1999年、技術士(化学部門高分子製品)
2004年、京都工芸繊維大学大学院博士課程後期(先端ファイブロ工学専攻)卒業。
2013年、C-ASTECS(中部航空鵜宇宙技術センター)勤務を経て、2014~2017年、名古屋大学NCCにて、先端複合材料開発プロジェクトに従事。2017年、名古屋大学退職後、現会社を設立.
【講演概要】
自動車の軽化に当たって、プラスチック及び同コンポジット(複合材)の採用動向を報告し、加えて、プラスチック部品の成形加工における炭酸ガス排出量の測定及び算定結果を報告する。
社会課題解決に向けた多機能コーティング技術
14:30-15:00 事前登録
日本ペイント・オートモーティブコーティングス
グローバルR&D本部 コアR&D部
グループマネージャー
印部 俊雄氏
【講演者プロフィール】
1996年日本ペイント株式会社に入社。金属の表面処理、機能化親水処理剤の開発に従事。
その後、環境対応型自動車向け表面処理剤と電着塗料の開発導入。
中国での開発業務も含み、機能化電着塗料の開発、自動車事業の次世代機能塗料の開発マネジメント、
グループイノベーションマネジメントに従事。
デザイン経営の入り口 ーデザインで企業の可能性を拓くー
15:20-15:50 事前登録
経済産業省 特許庁
デザイン経営プロジェクトメンバー/意匠課長補佐
菊地 拓哉氏
【講演者プロフィール】
特許庁にて意匠の審査、出願動向・制度活用に関する調査研究などに従事。2018年から経済産業省にて人材育成施策をはじめとするデザイン政策全般を担当した後、2021年から現職。特許庁のデザイン経営プロジェクトでは中小企業支援チームに所属。
経済産業省 関東経済産業局
知的財産室
デザイン経営プロジェクトメンバー
柳 雄大氏
【講演者プロフィール】
2020年から現職。知的財産制度の普及啓発や中小企業における知的財産活用支援等に従事。特許庁デザイン経営プロジェクトでは中小企業支援チームに所属。
【講演概要】
経済産業省と特許庁は、2018年の『「デザイン経営」宣言』以来、デザインによって企業のブランド力とイノベーション力を向上させる「デザイン経営」を推進してきました。本セミナーでは、特許庁が2021年に公表した「中小企業のためのデザイン経営ハンドブック」を基に、デザイン経営の入り口や実践事例をご紹介します。
中小企業のためのデザイン経営ハンドブック
https://www.jpo.go.jp/introduction/soshiki/design_keiei/chusho.html