表面技術協会 部会講演(東3主催者事務室)
2022年01月27日(木)
表面技術協会 ヘテロ界面制御部会 第8回研究会
<テーマ>ヘテロ構造材料中の界面の構造および組織制御技術
【主催】表面技術協会
【開催時間】13:30-16:00
登録不要
微小力学試験による金属バルク・薄膜材料の表面分析
13:35-14:20
東京工業大学
物質理工学院材料系
准教授
村石 信二氏
【講演概要】
インデンテーション試験による薄膜・コーティング材料の弾性率や硬さの計測方法と実例を紹介し、集中荷重条件を考慮した弾性率の複合材料則、また圧痕周囲に発生する表面起伏「パイルアップ」の幾何学的転位モデルについて概説する。
表面処理鋼板の溶融亜鉛合金めっき皮膜構造制御
14:20-15:05
名古屋大学
大学院 工学研究科
准教授
高田 尚記氏
【講演者プロフィール】
進行中の研究
- 表面処理鋼板における高機能めっき皮膜の構造制御
- 金属3Dプリンタ技術を活かした材料組織制御と高機能化
- 耐用温度200℃を超える軽量超合金の設計と高強度化に資する組織制御
- ナノ・マイクロ金属の強度・変形機構とそれに及ぼす材料強化因子の役割
詳細は下記参照ください。
https://profs.provost.nagoya-u.ac.jp/html/100008673_ja.html
【講演概要】
本講演では,表面処理鋼板を製造する連続溶融亜鉛めっきプロセスの素過程である溶融亜鉛と鋼材の固液界面反応の観点から,表面処理高強度鋼板の皮膜構造制御に向けた課題と反応メカニズムを紹介する.
異材接合における界面反応制御とマルチマテリアル化
15:15-16:00
大阪大学
大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻
准教授
小椋 智氏
【講演概要】
自動車を始めとした輸送機器産業においてはCO2 削減と省エネルギー化の推進により,適材適所に軽量素材を活用するマルチマテリアル化のための異材接合研究・開発が進められている.本講演では金属の異材接合の原理を概説するとともに,界面反応制御に着目したアルミニウム合金/ 鋼およびアルミニウム合金/ マグネシウム合金の接合に関する研究成果の例を紹介する.