ハイパワーレーザーをチップ化するレーザー
・迷路のような磁気ドメインをもつ磁性膜を使い、磁気光学Qスイッチ素子を開発しました。レーザーに組み込むことで、磁性膜の中のスピンを使ってレーザー発振を制御する「スピン制御レーザー」を実証に成功しました。
・他のQスイッチ素子は原理上10mm以上の厚さが必要なところ、本デバイスの磁性膜の厚さは、0.1mm厚であり、チップ化(集積化)が可能です。チップ化ができると、大量生産や、アレイ化、ピクセル化が実現できます。
ハイパワーレーザーをチップ化する迷路状磁気ドメイン利用スピン制御レーザー
迷路状の磁気ドメインをもつ磁性膜の中のスピンを使うことで、膜型のQスイッチを実証しました。これにより、制御可能なQスイッチをチップ化できる道筋ができました。しかし、これまでに、チップ化Qスイッチレーザーは、開発されていません。そこで、本プロジェクトは世界にさきがけて、チップ化されたスピン制御レーザーを実証し、デバイスプロトタイプのデモンストレーションをすることを目的としています。
![]() |
![]() |
世界初!磁気を使って小型レーザーで1キロワット出力を達成
180208a プレス発表, 豊橋技科大 Q-sw 1kW.pdf
下記情報は来場者から出展者への事前アポイント・問合せを目的に公開しています。
それ以外の目的(セールス等)で無断に使用・転載する事を固く禁じます。
豊橋技術科学大学
大学院工学研究科、電気・電子情報工学系