MTRL(マテリアル)は、様々な企業・機関との協業のもと、素材の新用途開発や新市場に向けた事業戦略などを支援してきました。今回の展示会では「『意味のイノベーション』の実践」を切り口に、サスティナビリティやウェルビーイング等をテーマにしたセミナー、素材をきっかけにコミュニケーションが生まれるラウンジ空間を企画いたします。
素材の新たな価値を探るマテリアルアワード『Material Driven Innovation Award 2022』
新しい生活様式「ニューノーマル」が浸透したいま、健康と幸福を見つめ直し、心豊かにより良く生きるWell-Being(ウェルビーイング)な暮らしに人々の共感が生まれています。Well-beingを実現するサービスや製品への高まる需要のなか、幸福に貢献する製品を生み出すにはどのような開発・更新を行えばよいのでしょうか。本アワードでは、Well-Beingに貢献する、革新的なマテリアルを募集します。
研究開発サポート
プロジェクトの立ち上げや新規領域への挑戦を、デザイン思考と幅広いクリエイターネットワークを活用してトータルにサポートいたします。ロードマップ作成から事業領域リサーチ、市場性の分析・評価の為のプロトタイピングまでを、スピーディーかつ濃密に実施。新しい社会課題やトレンドに対する研究企画・研究開発の新しいプロセスをデザインします。社内報告・プレゼンや事業計画で使えるレポート、提案書、RFPも作成可能です。
ブランディング施策・PRツール制作
「何のために / 誰に / 何を伝えたいのか?」「貴社のコアバリューは何か?」を大事に、企業や素材の魅力を掘り起こして可視化。WEBサイト、パンフレット、映像など、独自性や技術力を適切に発信するツール制作など、さまざまなブランディングプロモーションを支援します。ますます加速する社会の変化に対応し、グローバル展開も視野に入れて、オンライン・オフラインを有機的に連動させたコミュニケーション戦略をご提案します。
コミュニケーションツール開発
「モノ売り」から「一緒につくるパートナー」へ。素材や技術の価値に新たな角度から光を当て、既存の営業ツールや「スペックと価格だけ」のサンプルでは難しかった、新しい用途と市場開拓のためのキットを開発します。提案プロセスやコミュニケーションのあり方自体からデザインすることにより、商談時にソリューション提案が可能に。遠隔地とのオンラインミーティングでもスムーズかつ質の高いコミュニケーションを実現します。
コミュニティ醸成施策
製品・サービスの潜在顧客層開拓や共創パートナー獲得には、熱量あるコミュニティを活用したマーケティングが効果的です。MTRLでは、素材をテーマに新しい社会課題やトレンドに沿って有識者や企業、クリエイターが集まる交流&プレゼンテーションイベント「Material Meetup」を主催・実施し、多くの方に好評いただいています。本プランでは、貴社のニーズやターゲットに沿ってカスタマイズしたイベント企画をご提案します。
イノベーションを促進する空間・環境のデザイン
従来の「ショールーム」「会議室」といった固定された機能にとらわれない、より創発的でイノベーティブな空間・環境ををソフトとハードの両面からデザインします。今回は、展示会主催者さまとのコラボレーションにより、「発見」「交流」を通してインスピレーションが生まれるような体験型のブースを会場内に設けますので、ぜひお立ち寄りください。
ブース展示 : Innovation Lounge
MTRLにゆかりのあるクリエイターやメーカーが手がけたプロダクトが多数登場。素材やテクノロジーに対する新しい視点や価値提案の気づきを得られる空間にどうぞご期待ください。
【開催時間】14:30-16:45
ロフトワーク
MTRL
事業責任者
小原 和也氏
【講演者プロフィール】
2015年ロフトワークに入社。素材/材料の新たな価値更新を目指したプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在はプロデューサーとして、素材/材料基軸の企業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社、2015)がある。あだ名は弁慶。
ハーチ
代表取締役
加藤 佑氏
【講演者プロフィール】
1985年生まれ。東京大学卒業後、リクルートエージェントを経て、サステナビリティ専門メディアの立ち上げ、大企業向けCSRコンテンツの制作などに従事。2015年12月にHarch Inc.を創業。翌年12月、世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」を創刊。2020年に第一回ジャーナリズムXアワード受賞。
ロフトワーク
MTRL / FabCafe Kyoto
マーケティング & プロデュース
木下 浩佑氏
【講演者プロフィール】
素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードに多様なクリエイター・研究者・企業が集うコミュニティ拠点「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。オンライン/オフラインのワークショップ運営や展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。
【講演概要】
CO2削減の要請、そしてコロナ禍や消費志向の変化にも後押しされるかたちで、大量生産大量消費に最適化された生産・流通および廃棄の仕組みが変容しつつあります。そんな循環型経済(サーキュラーエコノミー)時代、素材メーカーには従来の「素材を供給する」のみならず「ノウハウや技術を売る」ビジネスモデルの可能性が膨らんでいます。事例とともに、素材メーカーの新しい戦略について考えます。
東レ
ウルトラスエード事業部 ウルトラスエード課
担当課長
塚本 陽人氏
【講演者プロフィール】
1982年茨城県生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒。2005年に東レに入社以降Ultrasuede®の企画開発・マーケティングに従事。Premiere Vision ParisでPV Awardsを受賞した銀面調人工皮革Ultrasuede® nuの開発も手掛け、ファッション、インテリア、自動車など様々な業界で、素材が生み出すクリエイションの可能性を追求している。
ロフトワーク
MTRL / FabCafe Kyoto
マーケティング & プロデュース
木下 浩佑氏
【講演者プロフィール】
素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードに多様なクリエイター・研究者・企業が集うコミュニティ拠点「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。オンライン/オフラインのワークショップ運営や展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。
【講演概要】
従来的な機能性やコストパフォーマンスだけでなく、サスティナビリティやユーザー体験(UX)といった新しい価値基準に対しても訴えかけ、「その素材を使用している」こと自体が最終製品・サービスのブランディングに寄与する、そんな「高付加価値素材」の事例や戦略についてディスカッションします。
オムロン
技術・知財本部
中山 雅宗氏
【講演者プロフィール】
2017年に京都大学大学院工学研究科修了後、同年オムロン株式会社技術・知財本部に入社。人とラリーをするAI卓球ロボット「フォルフェウス」のセンシングやヒューマンマシンインタラクションに関する技術開発に約4年間従事。現在は、プロジェクトリーダーとして第7世代フォルフェウスプロジェクトを牽引。
ロフトワーク
MTRL
事業責任者
小原 和也氏
【講演者プロフィール】
2015年ロフトワークに入社。素材/材料の新たな価値更新を目指したプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在はプロデューサーとして、素材/材料基軸の企業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社、2015)がある。あだ名は弁慶。
【講演概要】
私たちの生活意識や企業の開発目標に根付いてきたSDGs、その中には「GOOD HEALTH AND WELL-BEING」という項目があります。ヘルスケアはもちろん、暮らしと産業におけるあらゆる領域でもとめられる「健康」「QOL(Quolity of Life)」をいかにデザインするか?センサーやIoT、ロボティクスに関わる技術への新しい社会的要請について考えます。
下記情報は来場者から出展者への事前アポイント・問合せを目的に公開しています。
それ以外の目的(セールス等)で無断に使用・転載する事を固く禁じます。
MTRL by ロフトワーク