会議棟(7階 国際会議場)

2020年12月11日(金)

【特別シンポジウム】
~ 常識を疑え、未来のナノテクノロジー ~ Nanotechnology with New Social Pioneer of a New Era

【主催】nano tech実行委員会事務局
【開催時間】13:00-15:00 事前登録

 
医薬の世界を 根底から革新するペプチド合成
ルイス酸合成
13:00-13:20 事前登録 アーカイブ配信
会場: 会議棟(7階 国際会議場)

山本 尚

中部大学

分子性触媒研究センター

センター長・教授

山本 尚

【講演者プロフィール】

1967年京都大学工学部卒業、71年米ハーバード大学大学院博士課程修了。東レ研究員、京大講師、米ハワイ大学准教授、名古屋大学教授、米シカゴ大学教授などを経て現在は中部大学教授・分子性触媒研究センター長・理事・学術推進機構副機構長。年代順にIBM科学賞、スイス連邦工科大学プレログメダル、米ハーバード大学ティシュラー賞、フランス化学賞、日本学士院賞、米国化学会ロジャー・アダムス賞などを受賞。紫綬褒章、瑞宝中綬章を受章し、2019年文化功労者。このほか米国科学アカデミー会員、日本化学会会長(2016~2018)。


【講演概要】

ペプチド合成は固相直線型の合成が当たり前であった。そのために、合成量が少なく、純度が悪く、価格が膨大であった。この問題を全て解決して、ペプチドを次世代創薬に仕上げる。
#材料・素材

ありふれた元素の底力
13:20-13:40 事前登録 アーカイブ配信
会場: 会議棟(7階 国際会議場)

細野 秀雄

東京工業大学

元素戦略研究センター

センター長・特命教授

細野 秀雄

【講演者プロフィール】

1982年東京都立大学大学院博士課程修了(工学博士)。名古屋工業大学、東京工業大学、分子科学研究所の助教授などを経て1999年東京工業大学教授(応用セラミックス研究所)。2012年同学元素戦略研究センター長、2018年同学栄誉教授、特命教授。2020年から物質・材料研究機構 特別フェロー兼任。専門は無機材料科学。酸化物半導体(IGZOなど)、新超伝導体(鉄系高温超伝導)、電子化物(新物質と電子デバイスや触媒などへの応用)


【講演概要】

周期表上の元素の数は100余り。しかも実際に使える元素は60~70。この制約の中で如何に知恵を絞って、社会に役立つ材料や際立った機能をもつ物質を創っていくかは、物質・材料研究者の大きな挑戦であり、腕の見せ所でもある。本講演では、筆者の研究からありふれた元素を使って、新しい機能を実現した例(電気の流れるセメント、鉄化合物で高温超電導、グリーンアンモニア合成触媒など)を紹介する。
#材料・素材

電子で電子は見えるのか?-電子顕微鏡の挑戦-
13:40-14:00 事前登録 アーカイブ配信
会場: 会議棟(7階 国際会議場)

柴田 直哉

東京大学

大学院工学系研究科総合研究機構

機構長・教授

柴田 直哉

【講演者プロフィール】

2003年3月  東京大学大学院工学系研究科材料学専攻博士課程修了

2007年10月∼ 2011年3月 独立行政法人 科学技術研究機構 さきがけ研究員(兼任)
2011年 6月  東京大学大学院工学系研究科総合研究機構 准教授
2011年12月∼ 2015年3月 独立行政法人 科学技術研究機構 さきがけ研究員(兼任)
2017年12月∼ 現在 東京大学大学院工学系研究科総合研究機構 教授
2019年4月 ∼ 現在 東京大学大学院工学系研究科総合研究機構 機構長


【講演概要】

最先端の電子顕微鏡は、原子1つ1つを直接可視化することができる。更に近年、レンズ収差補正技術の大きな進歩によって、原子1個の大きさよりも小さな世界の観察に道が開かれた。原子よりも小さな世界で観察してみたいのが、電子の振る舞いである。電子顕微鏡は電子を使って観察する手法であるが、果たして電子を使って電子の振る舞いを観察できるのだろうか?本講演では電子顕微鏡開発研究における最新の取り組みをご紹介する。
#材料・素材 #評価・計測

未来のナノテクノロジー・パネルディスカッション
14:00-15:00 事前登録 アーカイブ配信
会場: 会議棟(7階 国際会議場)

黒川 卓

【モデレーター】中部大学 工学部工学基礎教室 教授 / 東京都市大学 客員教授

黒川 卓

【講演者プロフィール】

1981年早稲田大学理工学部卒業、83年同大学院博士前期課程修了。IHIで原子炉材料開発、日経BP社で『日経超電導』記者、『日経ナノテクノロジー』編集長として国内外を取材。日本経済新聞社・科学技術部記者を経て現職。第1回『超伝導科学技術賞』受賞。内閣府総合科学技術会議 専門委員、北海道大学と東北大学客員教授などを務めた。


山本 尚

【パネラー】中部大学 分子性触媒研究センター センター長・教授

山本 尚

【講演者プロフィール】

1967年京都大学工学部卒業、71年米ハーバード大学大学院博士課程修了。東レ研究員、京大講師、米ハワイ大学准教授、名古屋大学教授、米シカゴ大学教授などを経て現在は中部大学教授・分子性触媒研究センター長・理事・学術推進機構副機構長。年代順にIBM科学賞、スイス連邦工科大学プレログメダル、米ハーバード大学ティシュラー賞、フランス化学賞、日本学士院賞、米国化学会ロジャー・アダムス賞などを受賞。紫綬褒章、瑞宝中綬章を受章し、2019年文化功労者。このほか米国科学アカデミー会員、日本化学会会長(2016~2018)。


細野 秀雄

【パネラー】東京工業大学元素戦略研究センター センター長・特命教授

細野 秀雄

【講演者プロフィール】

1982年東京都立大学大学院博士課程修了(工学博士)。名古屋工業大学、東京工業大学、分子科学研究所の助教授などを経て1999年東京工業大学教授(応用セラミックス研究所)。2012年同学元素戦略研究センター長、2018年同学栄誉教授、特命教授。2020年から物質・材料研究機構 特別フェロー兼任。専門は無機材料科学。酸化物半導体(IGZOなど)、新超伝導体(鉄系高温超伝導)、電子化物(新物質と電子デバイスや触媒などへの応用)


柴田  直哉

【パネラー】東京大学大学院工学系研究科総合研究機構 機構長・教授

柴田 直哉

【講演者プロフィール】

2003年3月  東京大学大学院工学系研究科材料学専攻博士課程修了

2007年10月∼ 2011年3月 独立行政法人 科学技術研究機構 さきがけ研究員(兼任)
2011年 6月  東京大学大学院工学系研究科総合研究機構 准教授
2011年12月∼ 2015年3月 独立行政法人 科学技術研究機構 さきがけ研究員(兼任)
2017年12月∼ 現在 東京大学大学院工学系研究科総合研究機構 教授
2019年4月 ∼ 現在 東京大学大学院工学系研究科総合研究機構 機構長


【講演概要】

この特別シンポジウムには、科学的な常識を疑って新しい技術の開発に取り組む世界的な科学者3人が登壇する。パネルディスカッションでは、どうすれば持続可能な未来社会に近づけるか、地道な研究のモチベーションをどう保つかなどについて各講師の考え方を聞く。