会議棟(7階 国際会議場)

2020年12月11日(金)

【特別シンポジウム】
日本から世界へ
持続可能な社会を支える
生分解性プラスチック技術

【主催】nano tech実行委員会事務局
【開催時間】10:30-12:00 事前登録

 
KAITEKI実現に向けた三菱ケミカルの環境対応素材
#Material #Eco-friendly/Energy
10:30-11:15 事前登録 アーカイブ配信
会場: 会議棟(7階 国際会議場)

佐伯 裕美子

三菱ケミカル株式会社

高機能ポリマー部門 企画部 技術室 事業開発グループ

マネージャー

佐伯 裕美子

【講演者プロフィール】

2008年三菱レイヨン㈱入社。横浜研究所(現在、鶴見研究所)のRDにて光学部材や塗料などの開発に従事。2017年三菱ケミカル(株)に統合、2019年より現職。


【講演概要】

高い耐熱性を持つ植物由来の生分解性プラスチック BioPBS、植物由来の高機能プラスチック DURABIO などの三菱ケミカルの環境対応素材のご紹介と共に、サーキュラーエコノミーへの取り組みについて紹介いたします。
#環境・エネルギー #材料・素材

カネカ生分解性プラスチックPHBHの開発
11:15-12:00 事前登録 アーカイブ配信
会場: 会議棟(7階 国際会議場)

福田 竜司

株式会社カネカ

Green Planet推進部 Green Planet Global Planning & Marketing グループ

企画チームリーダー

福田 竜司

【講演者プロフィール】

略歴
1991年 九州大学大学院博士課程 修了
1991年4月 鐘淵化学工業株式会社(現 株式会社カネカ)入社
入社後、主に高分子材料の研究開発を担当した。
2015年よりPHBHの加工研究を担当
2018年9月より現職


【講演概要】

不適正な処理によって環境中に放出されたプラスチック製品の海洋汚染問題が、国際的に注視されています。昨年のG20大阪サミットでは、このような関心の高まりを背景に2050年までにプラスチックごみなどによる新たな海洋汚染をゼロにする国際目標「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が共有されるなど対策の取り組みが活発化しています。カネカ生分解性ポリマーPHBHは、微生物によって植物油を原料にして生産される100%バイオマス由来のポリマーです。石油由来のプラスチック材料と同様に成形加工することができ、加工して、石油由来のプラスチックと同様に使用できます。PHBHは優れた生分解性が特徴で、土中、海水中などの自然環境下で、微生物によって水と二酸化炭素に生分解されます。カネカは植物由来で生分解性を有するPHBHの開発を通じ、持続可能で低環境負荷な社会の実現への貢献を目指しています。講演では、PHBHの特徴につき紹介いたします。
#環境・エネルギー #材料・素材