会議棟(6階 607+608会議室)

2020年12月11日(金)

電力事業とデジタルトランスフォーメーション

【主催】省エネルギーセンター/JTB コミュニケーションデザイン
【開催時間】12:30-13:30 事前登録 無料

産業界で導入機運が高まるデジタルトランスフォーメーション(DX)。電力事業においても各社が積極的に採用しDXを推し進めつつあります。既存の電力事業のあり方を抜本的に見直し、設備運転へのAI活用、需要予測シミュレーション、設備点検ドローンなど、将来はビジネスモデルおよび組織自体の変革を視野に、DXは電力事業に何をもたらすか解説します。

 
再生可能エネルギー拡大、SDGs、Re100達成に貢献。日本初の民間電力取引所「デジタルグリッドプラットフォーム」。需要家は発電源や価格を選べ、発電家は需要家と直接取引を可能にする「自由な電力取引」を実現。
「電力を生む発電家」と「電力を買う需要家」が直接売買できる電力取引プラットフォームを提供。電力取引に参入しやすいプラットフォーム=市場を整えることで、人と地球に優しい「再エネ」社会を目指します。
12:30-13:00 事前登録
会場: 会議棟(6階 607+608会議室)

デジタルグリッド株式会社

代表取締役社長

豊田 祐介

【講演者プロフィール】

2012年東京大学大学院工学系研究科修了(技術経営戦略学専攻)後、ゴールドマンサックス証券に入社。戦略投資開発部において主にメガソーラーの開発・投資業務に従事。
2016年よりPEファンドのインテグラルにおいて幅広いセクターのPE投資業務を行い、2018年よりデジタルグリッドに創業メンバーとして参画。
2019年7月2日にデジタルグリッド株式会社 代表取締役社長に就任。


【講演概要】

デジタルグリッドは、日本初の民間による自由な電力取引市場「デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)」の運営を行っています。
日本政府は再生可能エネルギー(再エネ)の主力電源化を掲げ、また企業もSDGsやRE100プロジェクトへの取り組み推進など、再エネ電源の活用ニーズは高まっています。しかし一方で、再エネ電源は需給調整が困難など、電力システムの中で活用するためには多くの課題があります。
DGPは、そうした再エネ電源に加え多種多様な電源と電力需要をピアツーピア(P2P)で結び付ける、「電気の取引所」。DGPの主な特徴は次の3点です。

(1)電力取引の専門資格やシステム投資なしで取引できる ⇒電力取引プレーヤーを増やせる
(2)電源識別を行う(例えば、再エネだけを選んで売買できる)   
⇒再エネ活用を円滑化する
(3)需給調整等の煩雑な業務をAIなどで自動化 
⇒発電家は電気の効率的な売却、需要家は電力コスト削減が  
見込める

電力事業とデジタルトランスフォーメーション
13:00-13:30 事前登録
会場: 会議棟(6階 607+608会議室)

関西電力株式会社

舩津 啓介