会議棟(7階 703会議室)
2020年12月09日(水)
ニューノーマル時代に生き残る製造業の戦略とDX
【開催時間】10:20-12:40
【基調講演】ポストコロナの時代は日本のものづくりが引っ張る!!
10:20-11:00 事前登録 アーカイブ配信 満席
産業タイムズ社
代表取締役 社長
泉谷 渉氏
【講演概要】
コロナ禍で唯一伸びているものづくり分野がある。それは半導体産業であり、いまや50兆円の巨大市場となっている。今後も、2020~2022年あたりまで、世界経済を牽引していくのは間違いない。半導体が好調な理由は、テレワークの加速、5G通信網の整備、データセンターの建設ラッシュなどである。とりわけ、データセンターの世界における投資は、2020年は12兆円以上に達した。半導体の塊というべき同センターの連続投資は数年間続く見通しで、心強い。半導体が伸びれば、半導体製造装置産業も当然活況になる。日本はこの分野で米国と比肩するシェアを持つ。このものづくりの黄金技は日本のお家芸といえるのだ。また、半導体の3大材料であるシリコンウエハー、フォトマスク、フォトレジストでは、日本がぶっちぎりのトップシェアを持つ。本講演では、ポストコロナの時代、新機能材料をはじめとして日本のものづくりが世界をリードする状況をレポートする。# 5G/DX
ニューノーマル時代の製造業DX
11:20-11:50 事前登録 アーカイブ配信
情報処理推進機構(IPA)
社会基盤センター 産業プラットフォーム部 コネクテッドインダストリーズグループ
研究員
今崎 耕太氏
【講演者プロフィール】
2006年富士通株式会社に入社し、富士通全社のものづくり生産革新活動推進業務に従事。
2018年よりAIを活用したデータ分析による品質改善やスマートファクトリー推進業務を担当。
2020年4月よりIPAへ出向し、中小規模製造業の製造分野におけるDX推進事業を担当。
【講演概要】
大規模な製造業においてはスマート工場などのDXの取り組みが進んでいる一方で、中小製造業は大規模製造業と比較して取り組みが進んでいません。そこで、IPAでは中小規模製造業におけるDX推進の取り組みを把握するための調査を行い、「中小規模製造業の製造分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)のための事例調査報告書」を公開しました。
本セミナーでは、ニューノーマル時代でも有効である製造業におけるDX推進事例を解説すると共に、目指す姿や推進ステップについて製造分野向けDX推進検討WG(IPA設立)にて検討している状況について紹介する。
#5G/DX
コロナ下での製造現場DXの紹介
12:10-12:40 事前登録 アーカイブ配信
凸版印刷
DXデザイン事業部 インテグレーションビジネスセンター NAVINECT本部
販促部部長
松本 博氏
【講演概要】
凸版印刷㈱では、NAVINECT®と名付けて製造現場の様々シーンでご利用いただける130以上のアプリケーションをご用意して昨年よりシステム提供をいたしております。多種多様な製造現場での導入経験から運営フロー・品質フローにマッチした製造IOTをご提案、業務フロー策定や教育にも対応して製造DXのお手伝いを致しております。本年よりお気軽にご利用いただけるクラウド版も提供を開始しております。その内容を中心にDXと製造現場での接触機会削減について簡単にご紹介いたします。
#5G/DX