産業技術総合研究所 Clayteam
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出展展示会 : 新機能性材料展 2021
出展ゾーン : マテリアルゾーン
出展のみどころ
めぐみものづくりでサステナブル社会を実現
粘土膜及び無機ナノ素材を生かした材料を開発実用化するために、多くの分野・業種が連携し、情報を共有化すると共に、ものづくりの英知を結集した統合開発を進め、粘土膜及び無機ナノ素材を生かした材料並びに関連技術の成果普及と市場形成を図っています。
製品・サービス 1 サンプル 新製品 動画 資料PDF
(株)宮城化成は、繊維強化プラスチック(FRP)加工の専門メーカーです。種々の複合材を手掛ける中で、不燃性FRPは、「エクスビュー™」の商品名で、不燃材でありながら唯一光を透過するFRPとして広く認知されその応用が広がっています。
「エクスビュー™」は、不燃性、光透過性に優れたガラス繊維強化プラスチックです。光透過性・不燃性・軽量性・安全性に関し、4つの特性を同時に満たす素材は他にありません。国内鉄道車両用不燃材、欧州鉄道防火規格、建築基準法不燃材規格を満たすエクスビューがシリーズ化されており、曲率加工も可能なため、鉄道車両でのLED照明カバーおよび建物のLED照明カバーや照明モジュールに最適です。
■ 新機能性材料素材展 オンライン出展 説明資料 .pdf
動画 |
製品・サービス 2 サンプル 新製品 動画 資料PDF
カシューベンゾオキサジン樹脂 CR-276
CR-276は天然由来のカシューナッツ殻液(CNSL)を主原料とした、ベンゾオキサジンタイプの熱硬化性樹脂です。バイオマス比率は 85%、保存安定性のある液状樹脂です。
硬化物の物性は、一般的なフェノール樹脂硬化物に比べ柔軟性に優れ、電気的特性(誘電率及び誘電正接が小さく、体積抵抗率は高い)にも優れます。
適用用途は、電子材料、筐体用樹脂、FRP用樹脂、エポキシ樹脂等硬化剤、接着剤用途等を想定しています。
TDS 201020.pdf
動画 |
製品・サービス 3 新製品 資料PDF
軟質針葉樹圧密化・成形合板技術による高耐久・高機能木製品の開発
スギやヒノキといった国産材の利用促進を図るべく、軟質針葉樹から高強度・高耐久の美しい家具づくりを実現する技術 「Roll Press Wood」 を開発しました。更なる需要拡大を目指し、その技術を発展させた「圧密浸漬処理」を開発。難燃性能や防腐・防蟻性能などの機能を木材に付加させることに成功しました。国産資源・軟質針葉樹の可能性を拡げるとともに天然由来の素材による持続可能な開発に取り組んでいます。
201021_新機能性材料展_事前提出資料_天童木工.pdf
セミナー情報
ポストコロナのキーマテリアル
ナノマテリアル産業を牽引する国際規格
クレイナノプレートを含むシリカナノマテリアルとナノコンポジットマテリアルの国際規格と認証
産業技術総合研究所
化学プロセス研究部門
首席研究員
蛯名 武雄氏
【講演者プロフィール】
産業技術総合研究所首席研究員。1993年東北大学大学院工学研究科博士後期課程修了(工学博士)。1993年通産省工技院東北工業技術試験所研究官。1999年カリフォルニア大学サンタバーバラ校在外研究。2013年コンパクト化学システム研究センター首席研究員。幅広く複合材料を研究。
産総研コンソーシアムClayteam会長、ナノテクノロジー標準化国内審議委員会材料規格分科会主査、ISO TC229 WG4 プロジェクトリーダー/エキスパート
【講演概要】
ナノマテリアルに関する国際規格の開発が進んでいる。国際規格を引用し活用することで、ナノマテリアルのナノマテリアル活用のリスクとベネフィットが理解される。そのためナノマテリアル国際規格は社会受容のための基盤であるといえる。シリカナノマテリアル国際規格の現状を紹介し、さらに高付加価値製品の開発・流通促進のための認証について述べる。
#材料・素材 #環境・エネルギー
改質リグニンを活用するポストコロナのエコ社会
森林研究・整備機構 森林総合研究所
新素材研究拠点
拠点長
山田 竜彦氏
【講演者プロフィール】
バイオマスベースの有用マテリアルやエネルギーの製造を中心に研究開発を進める化学系研究者。リグニン由来の新素材「改質リグニン」の開発者として知られる。国産バイオマスの利活用、エネルギーやマテリアルの自給率の向上、中山間地域の活性化などを目指して活動中。コンソーシアム「リグニンネットワーク」を設立し、人と人との結びつきを重視した活動を展開中。日本発の新産業創出をめざしている。
【講演概要】
植物細胞壁の成分「リグニン」を原料として創りだされた新素材「改質リグニン」は、耐熱性などの高い機能を持ち、加工しやすいだけでなく、環境適合性の高いエコ素材として期待されている。ここでは、この次世代のバイオベース素材である改質リグニンに関して、その製造・供給・製品開発の取り組みなどを紹介し、日本のポストコロナ社会に希望を拡散したい。
#材料・素材 #環境・エネルギー
新素材CNFの可能性への挑戦
2019パイクスピークEVチャレンジ
ゼロイースクエア
代表取締役社長
神子 力氏
【講演者プロフィール】
100年に一度の大変革期を迎えている自動車業界。中でも電動化は急速な進歩を遂げているが、大容量バッテリー搭載による重量増を補うためCFRPなどによる車体の軽量化も同じく進化している。欧州ではレース用部品の一部に自然由来素材を採用することが義務付けられている昨今、日本初のCNFレース用部品の製作をモータースポーツ参戦を通じて製法などを開発研究を追求する。
【講演概要】
100年に一度の大変革期を迎えている自動車業界。中でも電動化は急速な進歩を遂げているが、大容量バッテリー搭載による重量増を補うためCFRPなどによる車体の軽量化も同じく進化している。欧州ではレース用部品の一部に自然由来素材を採用することが義務付けられている昨今、日本初のCNFレース用部品の製作をモータースポーツ参戦を通じて製法などを開発研究を追求する。
#自動者 #環境・エネルギー #材料・素材
粘土と光触媒によるウィルス不活化フィルター
無料
エーアンドエーマテリアル
知的財産部
河崎 英治氏
【講演者プロフィール】
1992年 株式会社アスク(現A&AM)入社
1994年~2015年 同社の研究所に所属。主に窯業系化粧板の開発や新規材料の検討に従事
2018年~ 知的財産部所属
【講演概要】
2020年初頭から始まったコロナ(COVID-19)の流行は、我々の生活に大きな影響を与えました。また同時にインフルエンザなどの人や家禽に感染する既知のウィルスについて、予防や抑制方法が改めて注目されています。当社はインフルエンザウィルスを対象として産業技術総合研究所と共同開発を行い、粘土膜と光触媒の技術を応用したウィルス不活化フィルター材料を開発しました。この事例について紹介します。
#Withコロナ(抗菌・抗ウィルス) #材料・素材
高耐久・高機能木製品とこれからの提案
Roll Press Wood + 天童木工の「軟質針葉樹圧密化・成形技術」と「圧縮浸漬処理技術」
天童木工
製造部技術課
係長
中田 一浩氏
【講演者プロフィール】
2008年に株式会社天童木工へ入社し、製造部技術課に所属。木製の家具や自動車内装部品の製品および技術開発に従事。2015年には、第6回ものづくり日本大賞において、案件名『軟質針葉樹の圧密成形加工技術開発・実用化及び家具用材への利用拡大』にて内閣総理大臣賞を受賞。また、2019年には、『木材薬液処理方法』の特許を取得(特許第6494419号)。
【講演概要】
スギやヒノキといった国産材の利用促進を図るべく、軟質針葉樹から高強度・高耐久の美しい家具づくりを実現する技術 「Roll Press Wood」 を開発しました。更なる需要拡大を目指し、その技術を発展させた「圧密浸漬処理」を開発。難燃性能や防腐・防蟻性能などの機能を木材に付加させることに成功しました。国産資源・軟質針葉樹の可能性を拡げるとともに天然由来の素材による持続可能な開発に取り組んでいます。
#自動者 #環境・エネルギー #材料・素材
新規複合材と私たちの提案
光透過性に優れた不燃材「エクスビュー™」及び 改質リグニンを応用した「FRP製品」の提案
宮城化成
製造部FRP製造課
課長
伊藤 佑輝氏
【講演者プロフィール】
2000年 (株) 宮城化成に入社。FRP成形製品(自動車用内・外装品)の製造と技術開発に従事し一級強化プラスチック成形技能士資格を有する。2011~2013年サポインにて「不燃透明複合材とそれを用いた照明カバーの製造技術の開発」に参画。電車用不燃FRPを開発し特許を取得する。(特許第5589227)2014~2018年SIPリグニンコンソーシアムに参画。リグニン系FRPの開発を推進中。
【講演概要】
産総研の粘土鉱物(CLAY)技術と弊社の繊維強化プラスチック(FRP)成形技術を融合し共同研究で開発に成功した、他に類を見ない不燃・透明材は、「EXVIEW™」(エクスビュー)と命名され、2015年に商品デビューを果たしました。「EXVIEW™」は、鉄道車両や欧州防火規格及び建築基準法の不燃材規格を満足し、優れた光の透過性を兼備えた唯一のガラス繊維強化プラスチックです。その開発経緯、特徴及び応用事例をご紹介致します。
また、脱炭素社会を目指す新規複合材の一つとして、杉由来の改質リグニンをマトリクス樹脂成分とする新規FRPの開発が近年注目されています。弊社の開発の取組み状況と新規複合材の優位性およびその応用が期待される分野についてご紹介致します。
#材料・素材 #環境・エネルギー
連絡先情報
下記情報は来場者から出展者への事前アポイント・問合せを目的に公開しています。
それ以外の目的(セールス等)で無断に使用・転載する事を固く禁じます。
産業技術総合研究所 Clayteam
産業技術総合研究所 〒 983-8551
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