世界初のレンズ角度計LEAGを用いた高精度マーカの開発と応用

あらゆるカメラで3次元位置・姿勢計測を

15:20-15:50

【講演者プロフィール】

東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻修士課程修了。東京大学大学院先端科学技術研究センター助教等を経て2011年より産業技術総合研究所主任研究員。博士（工学）。現在柏市にある人間拡張研究センターに所属。高精度マーカの開発と産業応用に従事。2018年よりリーグソリューションズ（株）技術顧問を兼務。

【講演概要】

産総研が開発した高精度マーカは、レンチキュラーレンズを用いて姿勢を測る世界初の光学系（LEAG）を搭載し、計測精度は従来のARマーカの10倍以上という平面型視覚マーカです。当社の計測ソフトウェア開発キット（LEAG-SDK）と高精度マーカを利用することで、カメラ1台による高精度な3次元位置・姿勢計測が簡単に実現し、測位・動作計測・ロボット制御・ARといったさまざまなシステムの構築に活用できます。当ブースでは、高精度マーカを用いた3次元計測アプリケーションのデモ、応用例のご紹介、LEAGを用いた各種高精度マーカや垂直測定器の展示のほか、物流や医療、ドローン制御等での利用を想定した大日本印刷社製「DXマーカ」を参考展示します。

視線による文字入力の開発で見えたアイトラッカーの可能性

16:10-16:40

【講演者プロフィール】

2008年（株）オレンジアーチを東京都足立区で創業、代表取締役
2016年より浜松の光産業創成大学院大学に在学、光医療・健康分野で視線認識の研究を行う。

【講演概要】

（株）オレンジアーチで開発・販売している視線認識コミュニケーションシステム「eeyes」の開発において、従来必要であった使用者の立ち位置の調整とキャリブレーションを最小限にし、これらの機能を使って、非接触でのコンピュータ制御が可能になります。来場された皆さまには「eeyes」を体験いただき、非接触でのコンピュータ制御の可能性を提案いたします。