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“超高分解能”な粒子径分布測定装置と最新の濃厚分散体評価
11:25-12:10

三洋貿易・日本ルフト

谷川 和美


【講演概要】

遠心沈降方式粒子径分布測定法は、フィッティングを用いず、直接的に粒子を観測する方法として近年注目を集めている。特に、頻度別遠心沈降方式は、沈降速度の違いから粒子を分級してから検出するため、分解能が非常に優れている。また、既知粒子径・粒子密度の標準サンプルによりサイズを校正するため、粒子径の絶対値においても信頼性がある。ロット差、単分散試料のCV値、凝集体の有無、分散させていく過程の粒子径分布の変化を高精度に測定することができる。
本セミナーでは、ディスク遠心式粒子径分布測定装置についての原理や測定方法、CNTを含む測定データについて紹介する。
また、濃厚のまま希釈することなく測定できる最新の分散評価について紹介する。