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メインシアター(西1ホール会場内)

2020年1月29日(水)

特別シンポジウム:超スマート社会を実現する環境回復技術

 
ナノマテリアルの法規制の動向
10:30-11:00

松浦 徹也

一般社団法人 東京環境経営研究所

松浦 徹也


「半導体の熱活性」(TASC)技術とポリマー複合化合物のリサイクル
ポリマーを走破するラジカルが演じる新規技術
11:00-11:30

水口 仁

信州大学

繊維学部

特任教授

水口 仁

【講演者プロフィール】

1970年上智大学理工学部卒業。1982年理学博士(東京大学)。1994年Venia Docendi(スイス国ベルン大学)。2011年横浜国立大学名誉教授。1970-1985年(株)ソニー中央研究所研究員。1985-1995年スイス国(株)Ciba-Geigy主幹研究員。1994-1995年ベルン大学教授(兼任)。1995-2011年横浜国立大学教授。2011年から信州大学特任教授。研究分野:有機顔料の光物性と電子材料への応用、ならびに酸化物半導体の物性と環境分野への応用。


【講演概要】

「半導体の熱活性」技術は講演者が見出した新規技術であり、半導体を350-500℃に加熱すると発現する強力な酸化力(i.e.電子の引き抜き)を利用するものである。本技術は、ポリマーから結合電子を引き抜き、ポリマー内に不安定なラジカルを発生させ、これがポリマー中を伝播してポリマーを不安定化する。この結果、ポリマーは自滅するような形で瞬時に小分子に分解され、空気中の酸素と反応して炭酸ガスと水に完全分解される。本技術を使うと、太陽電池パネルやFRP等の複合化合物からポリマー母体のみを分解し、有価物をクリーンな形で回収することができる。さらに、複合化合物のような固体ばかりでなく、VOC(揮発性有機化合物)や悪臭等の気体、あるいはタール気流やPMを含む排ガスの完全浄化も可能である。本講演では、我々の最もホットな話題であるNOxのTASC分解、ならびに“廃プラと廃金属”の混合ゴミのTASC処理技術にも言及する。