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多角度光散乱(MALS)法だけではない、光散乱法(LALS/RALS)を用いた絶対分子量測定装置(OMNISEC)のご紹介
15:05-15:50

スペクトリス マルバーン・パナリティカル事業部

プロダクト スペシャリスト

松尾 亮太郎


【講演概要】

GPC/SECシステムによる分子量測定では、一般的にRIやUV検出器を用いてカラムの較正曲線から求めた相対分子量が良く用いられています。相対分子量は幅広い分野で用いられていますが、高機能性樹脂等の複雑な構造を持つ高分子では、真値からの乖離が大きくなってしまいます。そこで、この高分子を精度よく測定する手法として光散乱法を用いた分子量測定が有効になります。光散乱検出器として有名なのはMALS(Multi Angle Light Scattering)ですが、MALS≒高額で、取り扱いが難しい検出器のイメージを持たれている方は少なからず多いと思います。本発表では、MALS以外の光散乱検出器RALS/LALSのコンセプトと特徴、及びマルチ検出器GPCシステムOMNISECの紹介をします。