独自技術を用いた接触角と表面自由エネルギーによるわずか1秒の濡れ性評価装置のご紹介 ~少量滴定・高撥水表面・壁面や天井面にも対応~
11:25-12:10
三洋貿易
科学機器事業部
岡本 和範氏
【講演概要】
固体表面の濡れ性は、よく接触角や表面自由エネルギーによって評価されていますが、従来の接触角計による測定方法では特に表面自由エネルギーの測定に手間がかかっていました。
接触角計のリーディングカンパニーであるKRUSS社が開発したリキッドニードルシステム(空気圧により液滴を吐出する技術)を搭載するハンディ接触角計MSAは、2液同時滴定機能によって、接触角に加えて表面自由エネルギーをも最短わずか1秒で測定することを可能にしました。また、液滴が飛翔して着液するため、高撥水表面や天井面などあらゆる表面への容易な着液が可能です。さらに、高撥水表面であっても液量を多くすることなく着液できますので、測定結果への液量の影響を抑えることもできます。セミナーの最後には実機デモにてその機能をご覧頂く予定ですので、是非ご参加下さい。