エネルギーステージA(南1ホール会場内)

2020年1月30日(木)

出展者プレゼンテーション

【開催時間】14:00-14:45 登録不要 無料

 
デジタル化による顧客エンゲージメントの秘訣:多様化するエネルギー消費者への今後の対応の課題
14:00-14:45 登録不要 無料

ケン ヘイグ

日本オラクル株式会社

オラクル・ユティリティ・グローバル・ビジネス・ユニット (UGBU)

渉外部 シニア・ディレクター

ケン ヘイグ

【講演者プロフィール】

ケン・ヘイグ(博士)はオラクル株式会社のユティリティ・グローバル・ビジネス・ユニット (UGBU)の渉外部のシニア・ディレクター(現役)として日本オラクルの東京支社に拠点を置きながら、在日米国商工会議所(ACCJ)のエネルギー委員会委員長、そして北海道大学公共政策大学院の客員研究員としても籍を置く。前職は行動科学とデータ分析の組み合わせによる大規模な省エネ推進の先鞭をつけたオーパワー株式会社の国際市場開拓担当


【講演概要】

将来の電力グリッドは物理的なグリッドとITグリッドも共存することになるが、現状では IT設備のROIは発送電設備ほど重視されてこなかった。しかし、次第に多くのアナリストは将来的にエネルギー事業者が「マーケットメーカー」、すなわち多くの顧客を新エネルギー製品やサービスとつなぐことができる、信頼性の高いプラットフォーマーになり得るものと考えている。ここで鍵を握るのはデータの活用。諸外国では多くのエネルギー事業者が顧客に新しいサービスや体験を提供するべくデータを活用し、単なる「エネルギープロバイダー」から「総合的エネルギーアドバイザー」への展開を目指し、新たなビジネスに乗り出している。スマートメーターの普及が世界的にみても早いペースで進んでいる日本でも、今後はデータから顧客の特性を分類することで、どんなエネルギー関連の製品やサービス、そしてその顧客に合った適切な提案が可能となるのでしょうか。