アクアステージ(南2ホール会場内)

2020年1月30日(木)

水課題・リスク対応から考える ―ESG時代の企業に必要とされること

【主催】株式会社JTBコミュニケーションデザイン【協力】一般社団法人CDP Worldwide Japan
【開催時間】10:15-11:15 事前登録 無料

市場・サプライチェーンのグローバル化において、企業がESG(環境・社会・企業統治)対応を進め、積極的に情報開示をすることは、経営・事業の両面で重要なファクターになりつつあります。
日本の企業・機関についても、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)賛同は200に迫り、RE100プロジェクトへの加盟数も年々増加しています。
本プログラムでは、企業の気候変動や水リスク・排出量削減への対策と事業戦略の両立をテーマに、
水リスク評価の世界的な潮流や事例紹介をお届けし、日本企業の取組み支援を目的として実施します。
CDPは、世界中の企業約2000社に水リスクに関する質問書を送り、水リスクにかかわる情報開示を毎年実施している国際イニシアティブです。ぜひ貴社の取組みのヒントをお持ち帰りください。
 
企業における水リスク管理の動向
CDPウォーターセキュリティーの最新傾向に関して
10:15-10:45

加藤 貴大

CDP Worldwide-Japan

プロジェクトマネージャー

加藤 貴大

【講演者プロフィール】

大学卒業後、PwC Mexicoに入社。International Business Centreにて日系企業への法人営業 / アドバイザリー業務に携わる。帰国後、一般社団法人CDP Worldwide-Japanにて企業の環境情報開示業務に携わる。慶應義塾大学経済学部卒業。


【講演概要】

市場・サプライチェーンのグローバル化において、企業がESG(環境・社会・企業統治)対応を進め、積極的に情報開示をすることは、経営・事業の両面で重要なファクターになりつつあります。
日本の企業・機関についても、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)賛同は200に迫っております。
本プログラムでは、企業の気候変動や水リスク・排出量削減への対策と事業戦略の両立をテーマに、水リスク評価の世界的な潮流や事例紹介をお届けし、日本企業の取組み支援を目的として実施します。
CDPは、世界中の企業約2000社に水リスクに関する質問書を送り、水リスクにかかわる情報開示を毎年実施している国際イニシアティブです。ぜひ貴社の取組みのヒントをお持ち帰りください。

CDPウォーター2018 Aリスト企業による取組み事例

アサヒグループの持続可能な水資源への取組み
10:45-11:00

アサヒグループホールディングス株式会社

サステナビリティ部門

ゼネラルマネージャー

近藤 佳代子

【講演者プロフィール】

アサヒグループホールディングス株式会社
 サステナビリティ部門
 ゼネラルマネージャー
 近藤佳代子

 1968年2月2日生まれ。1991年4月アサヒ飲料株式会社入社。
 アサヒ飲料株式会社調達部グループリーダー、経営企画部副部長、コーポレートコミュニケーション部部長
 を経て、2019年4月より現職。サステナビリティ部門を担当。


【講演概要】

アサヒグループホールディングスは、昨年、CDP気候変動、CDPウォーターともに、Aリスト評価を頂きました。
本年2月、アサヒグループ理念「Asahi Group  Philosophy」のもと、 「自然の恵み」を享受して事業活動を行っているアサヒグループは、その「自然の恵み」を次世代につなぐために、2050年に向けた「環境ビジョン2050」を策定致しました。
アサヒグループにとって、事業に直結する気候変動への対応(2050年カーボンゼロ)及び持続可能な原料、容器包装、水資源への取組は、大変重要な課題であると考えております。
その中で、持続可能な水資源のために、アサヒグループにおいて、現在、取り組んでいる内容についてご紹介させて頂きます。

三菱電機グループの水に関するリスクと機会への取組み
11:00-11:15

三菱電機株式会社

環境推進本部

副本部長

熊田 輝彦


【講演概要】

三菱電機グループは「持続可能性と安心・安全・快適性」が両立する豊かな社会の実現に貢献することを目指しています。
現在は2007年に2020年度を目標とした「環境ビジョン2021」を掲げ、その実現に向けて、生産時や製品使用時のCO2削減、資源の有効活用、生物多様性の保全、水資源の有効利用等に対して目標を設定し取組みを推進しています。また2019年には環境問題に対して長期的に取り組むべく2050年に向けた「環境ビジョン2050」を策定し、「大気、大地、水を守り、心と技術で未来へつなぐ」ことを宣言しました。
三菱電機グループにとって気候変動及び水に関するリスクと機会に対応することは重要な経営課題であり、それらを事業として取り組んだ結果、CDP気候変動及びCDPウォーターでは3年連続Aリストと高い評価をいただくことができました。これらの取組みについてご紹介致します。