エネルギーステージA(南1ホール会場内)

2020年1月29日(水)

グリッドエッジテクノロジーの最新動向①

【主催】一般財団法人省エネルギーセンター/株式会社JTBコミュニケーションデザイン
事前登録 無料 満席

 
分散エネルギーリソースを統合制御し、調整力を創出するクラウドサービス
NEC Energy Resource Aggregationクラウドサービス
14:15-14:45

日本電気株式会社

スマートエネルギー事業部

VPP事業統括 エグゼクティブエキスパート

田村 徹也


【講演概要】

NECは、1951年から培ってきたエネルギー事業者向け事業経験を元に、効率的かつ持続可能な社会を作るべくエネルギーマネジメント事業を展開してきました。そのなかで、今回AIを活用するエネルギーサービスである「NEC Energy Resource Aggregation クラウドサービス(RAクラウドサービス)」の提供を開始することとなりました。「RAクラウドサービス」は、バーチャルパワープラント(VPP)構築実証事業を通して今後VPPの事業化を検討している事業者向けに提供するもので、需要家側にある複数のエネルギー設備を、AIを用いて制御・最適化しデマンドレスポンス(DR)に対応させるものです。

これからのエネルギーアグリゲーション事業 ~再エネを取り巻く環境変化に向けて~
14:45-15:15

新貝 英己

東芝エネルギーシステムズ株式会社

グリッド・アグリゲーション事業部 エネルギーIoT推進部 

部長 

新貝 英己

【講演者プロフィール】

1994年 株式会社東芝に入社。社会インフラ、インターネット事業の創造、ビッグデータ・テクノロジ―センターでの経験を経て、現在は、エネルギー領域でのデジタル・トランスフォーメーションとして、エネルギーアグリゲーション事業の戦略立案と推進を担当。


【講演概要】

容量市場・需給調整市場の創設の他、「FIT制度の抜本的見直し」や「主力電源化」を見据えて、再生可能エネルギーを取り巻く環境は大きく変わろうとしている。社会コストの抑制を前提に、系統安定、地産地消、レジリエンスが求められる中、エネルギーアグリゲーション事業の可能性について、国内外の事例をもとに紹介する。
デジタル技術を活用し、需要・再エネ発電量・市場価格を予測し、分散電源を最適に制御することによって、「競争電源としての市場統合」や「地域活用電源の普及拡大」を目指す。
事例では、電源Ⅰ´の対応状況、地方自治体と連携した事業、ブロックチェーンを活用したP2P取引、ドイツにおいて先進的なVPP(バーチャルパワープラント)事業で成功するベンチャーとの協業に向けた取り組みを紹介します。

需要家視点での再エネ拡大に向けたアプローチ
15:15-15:45

濱川 雅之

富士通株式会社

サステナビリティ推進本部 環境統括部

統括部長

濱川 雅之

【講演者プロフィール】

2003年に富士通株式会社に入社。前職からハードディスクドライブの基幹部品である磁気ヘッドの設計・開発・製造に携わる。2009年に環境本部に異動し、製品・サービスの環境負荷低減に関する全社方針の企画立案を担当。その後、事業所含めた全社環境活動の統括となり、現在に至る。


【講演概要】

脱炭素化に向けて、多くの企業がRE100を宣言し動き始めています。
再エネの普及拡大には需要家サイドの取り組みや新たな仕組みが必要となります。
当講演では、昨年より開始した供給者と需要者を結びつける
ブロックチェーン技術を活用したwebプラットフォームやVPPに関するソリューションなど、
富士通の最新の取り組みについてご紹介致します。