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コンバーテックステージ(西4ホール会場内)

2020年1月30日(木)

JFlex : スタートアップセッション

 
日本から世界的スタートアップを生み出せるか
13:40-14:10

村山 恵一

日本経済新聞社

コメンテーター

村山 恵一

【講演者プロフィール】

1992年東北大学法学部卒、日本経済新聞社入社。東京本社編集局産業部に配属、情報通信・エレクトロニクス、自動車、医療、金融などの業界を担当。2004~05年に米ハーバード大学留学。05~09年に米シリコンバレー支局勤務。12年編集委員。15年論説委員を兼務。17年2月から編集局コメンテーター。担当分野はIT、スタートアップ。著書に『STARTUP起業家のリアル』(日本経済新聞出版社)などがある。山形県出身。


【講演概要】

日本でスタートアップ企業を立ち上げる機運が高まっている。ベンチャー投資は右肩上がりに増加し、さまざまな社会的課題に挑戦する起業家が増えてきたのは間違いない。大企業と連携する輪も広がる。しかし、世界は日本以上のスピードとスケールで動いている。量的にも質的にも日本のスタートアップにはまだまだ伸び代があるはずだ。シリコンバレーに限らず世界の各地でイノベーションを成長エンジンとする試みが進み、産業構造を大きく塗り替えるユニコーンが台頭する。日本はどう進路をとるべきか考える。

プリンテッドエレクトロニクスの可能性を広げる排泄ケアソリューション
14:20-14:40

株式会社オムツテック

斎藤 こずえ


リアルテックベンチャーが世界を変える
14:40-14:55

山家 創

リアルテックファンド

山家 創

【講演者プロフィール】

リアルテックファンド グロースマネージャー。エレクトロニクス・新素材・医療機器を主な担当領域として経営・事業化の支援を行う他、ファンド運営全般を担当。投資育成先としては、次世代有機EL材料の開発を行うKyulux、半導体レーザデバイスと網膜走査型レーザアイウェアを開発するQDレーザ、光渦マイクロニードル等の開発を行うシンクランド、革新的ケミカルセンシングの開発を行うボールウェーブなどを担当。


低耐熱フィルム基板上でのIHリフロー技術を用いたはんだ実装
紙、布、PET上の回路にはんだ付けを実現。
14:55-15:15

福田 光樹

株式会社ワンダーフューチャーコーポレーション

代表取締役社長

福田 光樹

【講演者プロフィール】

東京都出身。1987年成蹊大学工学部電気工学卒。1987年大手半導体メーカーの半導体営業技術担当。日立製作所のマイコン設計部駐在3年を経て海外駐在(韓国12年、米国3年)。2013年4月に当社設立。


【講演概要】

IH(電磁誘導加熱)を用いて、紙、布、PET上にはんだ付けを実現する IHリフロー技術 を紹介します。
瞬時に、スポットで、非接触で、基板上の金属を加熱、はんだ付けを実現します。
また、IHリフロー技術を利用すれば、ガラスや、電源基板等の高放熱基板上でのはんだ付けも可能になります。
応用分野は、低耐熱基板としては、フレキシブル基板実装、樹脂製タッチパネル、ウェアラブル、3DMID、ICカード等
高放熱基板としては、LEDバックライトモジュール、電源基板、大きな放熱性の高部品実装 等が考えられます。
将来的には、MINI/μLEDのリペアにも対応していきたいと考えています。

排泄センサーで実現する、必要な時に必要な介護の未来
15:15-15:30

宇井 吉美

株式会社aba

代表取締役

宇井 吉美

【講演者プロフィール】

2011年、千葉工業大学未来ロボティクス学科在学中に株式会社abaを設立。
中学時代に祖母がうつ病を発症し、介護者となった経験を元に「介護者側の負担を減らしたい」という思いから、介護者を支えるためのロボット開発の道に進む。
介護職時代の排泄介助の壮絶な現場体験から、においセンサーで排泄を検知する「排泄センサーHelppad(ヘルプパッド)」を製品化。
テクノロジーの力で、介護者の負担軽減を目指している。


【講演概要】

介護現場を支える多くの人材は、介護の専門的知識を十分に身に付けられずに介護を始められています。3年以内に離職する介護職は全体の6割にのぼる為、多くの無資格未経験者が採用されています。 また年間10万人の家族介護者は、自分の仕事を辞めて介護をしています。
一方で、適切なケアが適時的確に実践されれば、要介護者のQOLは向上します。そこで我々は介護の無資格未経験者であっても、適切なケアを実践できる介護者支援システムの開発を行っています。介護の中でも特に重要な排泄情報を取得できる排泄センサーを基軸とし、排泄センサーが自動取得した排泄情報を、飲食記録や服薬情報と結び付け、食事内容や投薬内容の見直しに役立たせる構想もあります。最先端 のロボティクス技術を通じて、一人ひとりの“ありのまま“を受け入れるお手伝いをします。