マテリアルステージ(西3ホール会場内)
2020年1月29日(水)
5G
基調講演
フレキシブル微小信号計測技術を活用した未来のヘルスケア・遠隔医療
10:20-11:00
大阪大学
総長補佐 / 栄誉教授
関谷 毅氏
【講演者プロフィール】
大阪大学 総長補佐/栄誉教授
大阪大学産業科学研究所 教授
日本工学アカデミー若手委員会 委員長
PGV株式会社 創業者 取締役
PE研究会 代表幹事
2014 年トムソン・ロイター、2018 年クラリベート・アナリティクス「高被引用研究者”世界で影響力を持つ科学者”」に選出、ドコモ・モバイル・サイエンス賞、日経ビジネス「次代を創る 100 人」選出、日本学術振興会賞、文部科学大臣若手科学者賞、JEITAベンチャー賞他40を超える受賞歴
【講演概要】
フレキシブルエレクトロニクスやプリンテッドエレクトロニクス(PE)技術で作られた超高精度な脳計測、周産期母子・胎児心電計測、心電計測用ワイヤレスセンサシステムとこれを活用した未来のヘルスケア、遠隔医療をご紹介します。
ワイヤレス通信技術の発展と5G時代を鑑み、高速かつ高精度ワイヤレス通信とフレキシブルPEが切り拓く未来のヘルスケアおよび遠隔医療の姿をリアリティある具体的な医学連携の成果とともにご紹介します。
5Gグローバル動向とファーウェイの取り組み
11:10-11:50
華為技術日本株式会社
キャリアネットワークビジネス事業本部
CTO
赤田 正雄氏
【講演者プロフィール】
1983年より日本電気で交換・ネットワークシステムの方式・ハード開発に従事。
2000年より、モトローラにおいてWiMAX、LTEなど新規技術導入、商用化プロジェクトに携わり、2011年、事業譲渡に伴いノキア・ソリューションズ&ネットワークスへ移籍。2015年9月よりサムスン電子ジャパンにおいて、日本ネットワーク事業の技術部門責任者を務めた後、2018年5月より現職。
【講演概要】
2019年は各国で5Gの商用化が始まったまさに「5G商用導入元年」となった。いよいよ2020年に日本でも5Gの商用化がスタートする。本講演では、5Gの各国における導入状況、ファーウェイの取り組み、特にHuaweiの5G基地局に関する技術を中心に概説する。
5G時代の電磁ノイズ対策と高周波用材料
大阪産業技術研究所 和泉センターのEMC試験施設と研究開発事例の紹介
12:00-12:40
地方独立行政法人大阪産業技術研究所
製品信頼性研究部 兼 技術サポートセンター
主幹研究員
田中 健一郎氏
【講演者プロフィール】
1991年、大阪府立産業技術総合研究所(現、地方独立行政法人大阪産業技術研究所 和泉センター)に入所。1996年から電磁両立性(EMC)試験サイトの運営、EMC・電磁波計測、高周波材料評価に関する研究ならびにEMC対策支援に従事。技術士(電気電子部門)、iNARTE EMCエンジニア。
【講演概要】
地方独立行政法人大阪産業技術研究所では、和泉センター内に「EMC技術開発支援センター」を設置し、EMC試験設備の開放や電磁ノイズ対策など企業の皆様への技術支援を行っています。本講演では、弊所の電波暗室やEMC試験関係の紹介、試験事例、5G時代に向けた部材の開発・評価の事例をご紹介します。