プレゼンテーション会場A(西2ホール会場内)
2020年1月30日(木)
最先端イメージングセミナー
【開催時間】10:30-12:20 事前登録 無料 満席
【IM-1】高速知能システムの実現に向けて実用化が始まった高速画像処理技術
10:30-11:20
東京大学
情報理工学系研究科システム情報学専攻
教授
石川 正俊氏
【講演者プロフィール】
1979年東京大学工学系研究科修士修了.通商産業省工業技術院製品科学研究所を経て, 1989年東京大学工学部計数工学科助教授.現在, 同大学情報理工学系研究科システム情報学専攻教授.超並列・超高速ビジョン, センサフュージョン, 超高速ロボット, ビジュアルフィードバック, ヒューマンインターフェイス, アクティブパーセプション等の研究に従事.
【講演概要】
高速画像処理技術の実用化が進んでいる.1,000fpsの画像処理の実用化により、人間の目をはるかに超える速度で認識・フィードバックが可能となり、特に、ロボット、FA・検査、自動運転、バイオ・医療、セキュリティ、データアーカイブ等の分野において、今まで実現できなかった高速化が実現されている.従来の画像を用いた知能システムの問題点であった高速性と完全性に対して、具体的な解決策を実現可能な技術としてその重要性が指摘されている.本講演では、高速画像処理の基本的な考え方、デバイス・システムの基本構造を説明した上で、様々な応用システムを実例で紹介し、今後の展望や応用可能性についても解説する.
【IM-2】産業のスマート化を加速するイメージング&センシング・デバイス・ソリューションの最新技術動向と今後の方向性
11:30-12:20
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
イメージングシステム事業部 ISビジネス3部
産機センサビジネス担当部長
鷹本 勝氏
【講演者プロフィール】
1997年 千葉大学 工学部機械工学科卒
2005年 ソニー株式会社に入社
モバイル向け及び監視向けCMOSイメージセンサの開発を担当
2012年 産業機向けCMOSイメージセンサの立ち上げから関わり、企画と開発を担当
現在 産機センサビジネス担当部長
【講演概要】
産業のスマート化の実現や持続可能な開発目標(SDGs)の達成には様々な課題があり、その課題解決に様々なデバイスやソリューションの活用が進んでいますが、ソニーにおいても、産業のスマート化を加速するための新たなデバイスとソリューションの開発・検討を進めています。
今回、産業界で必要とされる、検査の高度化、生産効率の改善、深刻な労働力不足への対応など、様々な自働化が急務となる中で、進化を続けるイメージセンサ、今までの常識を超える測距センサ、波長域を拡大したセンサ等のソリューションにより、これまで困難であった課題の解決に大きな可能性を提示すると共に、今度の方向性についてもご紹介します。