プレゼンテーション会場A(西2ホール会場内)
2020年1月29日(水)
テラヘルツビジネスセミナー
※当日、受付にて予稿集販売予定(¥10,000)
【主催】テラテクノロジーフォーラム
【開催時間】13:00-16:30
事前登録
無料
満席
テラヘルツ応用の概観と展望
13:00-13:15
国立研究開発法人理化学研究所
光量子工学研究センター テラヘルツイメージング研究チーム
チームリーダー
大谷 知行氏
テラヘルツ波を用いた次世代電池評価装置の開発
13:20-13:40
岡山大学
紀和 利彦氏
燃料電池研究開発におけるテラヘルツ分光
13:45-14:05
大阪大学
准教授
永井 正也氏
テラヘルツ分光装置の紹介
14:10-14:25
日邦プレシジョン株式会社
第二設計部 テラヘルツプロジェクト
岩本 敏志氏
インフラ診断のためのテラヘルツOCT技術の開発
14:30-14:50
株式会社トプコン
R&D開発部
椴山 誉氏
【講演者プロフィール】
2008年、株式会社ソキア入社。GNSS応用製品の開発に従事。2011年、株式会社トプコン出向。測量機器の要素技術開発に従事。2016年より理化学研究所仙台支所にて共同研究を開始、現在はテラヘルツ波イメージング技術に関する研究を行っている。
【講演概要】
近年、インフラの老朽化や維持管理が深刻な社会問題となっている。理化学研究所テラヘルツイメージング研究チームと株式会社トプコンとの共同研究では、目視点検や打音検査などの既存インフラ検査を補完する技術として、テラヘルツ波長掃引型光干渉断層計(THz-SS-OCT)による三次元イメージング技術の開発に取り組んでいる。従来のTHz-SS-OCTでは、フーリエ解析を用いて測定した干渉パターンを深さ方向の強度プロファイルに変換する。しかし、この従来解析方法では光源の帯域幅によって深さ分解能が制限される。この度、我々は深さ分解能を改善するための新解析方法導入を検討し、従来のフーリエ解析を超える深さ分解能を達成した。当日は、その詳細について報告する。
電子デバイスを用いたテラヘルツ時間領域分光法(THz-TDS)の開発動向と展望
14:55-15:15
慶応義塾大学
准教授
渡邉 紳一氏
産業利用に向けた汎用テラヘルツ解析システムの紹介
15:20-15:35
株式会社アドバンテスト
加藤 英志氏
共鳴トンネルダイオード(RTD)を用いたテラヘルツ光源の開発と応用可能性
15:40-16:00
東京工業大学
鈴木 左文氏
フェルミレベル制御バリア(FMB)ダイオードを用いたテラヘルツ検出器アレイの開発
16:05-16:25
北里大学
一般教育部
教授
伊藤 弘氏
【講演者プロフィール】
1982年日本電信電話公社(現NTT)電気通信研究所入所。半導体材料、超高速電子デバイス、超高速光デバイスの研究開発に従事。
2008年北里大学一般教育部教授。
現在、テラヘルツデバイスとその応用に関する研究開発に従事。
【講演概要】
現在テラヘルツ波検出器として広く用いられている「ショットキーバリアダイオード」が持つ課題を解決するため、新たに開発した低雑音で広帯域なテラヘルツ波検出器、「フェルミレベル制御バリア(FMB)ダイオード」の特徴、素子特性、及びこれを用いた検出器アレイの開発について紹介します。
終わりに
16:25-16:30
国立研究開発法人情報通信研究機構
テラヘルツ研究センター
企画室長
齋藤 伸吾氏